0から始める妄想ベイクオフ

イギリス菓子・紅茶・ブリティッシュベイクオフ関連についてお菓子を作ったりお店やイベントに行ったりしたことを綴っていくブログです。

ブリベイ本でベイカー達の作品を作ってみよう!シーズン3まとめ

こんにちは、びゅーんです。

夏休みも気付けば残り1週間もないですね〜。

 

5月から8月にかけてお送りしましたブログ主による「ブリベイ本でベイカー達の作品を作ってみよう!シーズン3」もこれでひと段落つきました。小麦粉を使わないケーキやベーグル、ラフパフペイストリー等この企画の中で初めて挑戦したジャンルも多く、苦戦しながらも楽しく作ることが出来ました!

今回は『The Great British Bake Off:How to turn everyday bakes into showstoppers

』の中で挑戦したレシピを目次通りの順で振り返っていきたいと思います。

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難易度…びゅーんが今まで作ったお菓子の作業工程について振り返り、ほぼ独断と偏見で☆〜☆☆☆までの単位で考えました。

満足度…あくまでびゅーんの自己評価のようなものです。レシピそのものについての良し悪しを評価しているわけではないので何卒ご了承頂けると幸いです。

 

◉Cakes

飾り付けが華やかなホールケーキやお手軽なトレイベイクのレシピの他に、カップケーキのアイシングのバリエーションやシュガーペーストの扱い方について紹介されています。マーブルローフケーキやイギリス菓子の1つであるフォンダンファンシー、ロイヤルアイシングでナッペしたフルーツケーキなどのレシピが掲載されています。

 

⚪︎Jubilee Cake

考案:Peter Maloney

難易度:☆☆☆

満足度:☆

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着色がイメージと違ったりマジパンの分量調整に苦労したりスポンジを切るのに苦戦しました。食べられないものではないのですが、あまりにも見た目が酷すぎる…。ウィルトンの着色はケーキ生地にはあまり向かいのかな。

 

○Sixpence Cake

考案: Victoria Chester

難易度:☆☆☆

満足度:☆

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当ブログ初挑戦の組立てケーキでしたが…大変でした。シュガーペーストのデコレーションにかなり苦戦しました。使うペーストが多すぎると食べる時にしんどいし…かといって控え目にし過ぎると足りなくなってしまう。とにかくシュガーペーストに悩まされた作品です。ケーキ自体は美味しく出来ました。

 

◉Biscuits

項目はそんなに多くないですが、ジンジャーブレッド生地の作り方やビスケットのアイシングのデコレーションのやり方について説明されています。マドレーヌやジャムサンドビスケットをアレンジしたビスケットの他、本格的なジンジャーブレッドハウスのレシピまであります。しかも型紙付きです!

 

⚪︎Multi-seed Savoury Crackers

考案:Brendan Lynch

難易度:☆

満足度:☆☆ 

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固すぎず柔らかすぎない食感を思い浮かべながら作りました。どの食感がクラッカーとして正解なのかなんともいえないのですが、どのようにして焼き色を均一にするか、生焼けにならないようにするか、同じ厚さにするかなどビスケット作りにおいて勉強になることが沢山ありました。

 

⚪︎Time for Tea

考案:レシピ本オリジナル(Linda Collister)

難易度:☆

満足度:☆

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シーズン3本のびゅーんチョイスです。シンプル版とアイシング版2種類でチャレンジしたのですが、ビスケット作りの焼きの作業って神経使うなー…と感じました。 初めてロイヤルアイシングのデコレーションに挑戦したのですが、固いアイシングとゆるいアイシングを使い分けることが綺麗にデコレーションを作る上で大切か…実際に自分でやってみて漸く理解出来ました。

 

◉Breads & Sweet Dough

ベーシックなパンから菓子パンまでパンに関するレシピが掲載されています。基本のパン生地から作る成形のバリエーションやサンドウィッチの具のバリエーションが紹介されています。グルテンフリーの食パンやブリオッシュ、イギリスでポピュラーなチェルシーバンズのレシピもありました!

 

⚪︎Fig,Walnut & Gruyère Bagels

考案:John Whaite

難易度:☆☆

満足度:☆☆ 

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生地はなんとか形になりましたがトッピングのクルミを焦がしてしまったので自己満足度は☆2つです。生地の発酵時間が短かかったり生地を茹でたりと通常のパン作りと少し違う作業も多く勉強になることが多い一品でした。びゅーんの場合、予熱の段階から天板を温めておくと後でちゃんとパンに焼き色がつくみたいです。

 

⚪︎Lardy Cakes

考案:Ryan Chong

難易度:☆☆☆

満足度:☆ 

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まさかラードをこんな形で使うとは思わなかった(笑)味は嫌いじゃないのですが…成形作業が思うように行かなかったのが悔しいです。久しぶりにレシピの分量調整をミスったかもしれない…因みにラードは固形物ではなく大型スーパーに置いてあるチューブタイプのものを使いました。 

 

◉Tarts

タルト型の生地の1つであるパートブリゼの作り方のほか、何故かは分からないのですがシュー生地のレシピまで掲載されています。フランジパーヌタルトやトリークルタルト、白鳥型のシュークリームのレシピなどがありました。

 

⚪︎Banana Tarte Tatin

考案:Sarah-Jane Willis

難易度:☆

満足度:☆☆

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難易度を☆1つにしたのはフィリング作りに必要な材料が少なく、タルトタタン作りそのものの時間があまりかからないからです。ラフ・パフペイストリーを作るのが面倒な場合は市販のパイシートでも問題なく作れると思います。カラメルは煮詰め過ぎず、バナナは可能な限りたっぷり入れれば美味しいこと間違いなしです。

 

◉Pies

ショートクラストペイストリーの他、様々なペイストリー生地から作るお惣菜もののパイや甘いパイのレシピが集めらています。ダブルクラストのフルーツパイやホットウォータークラストペイストリーで作るポークパイ、そしてパフペイストリーで作るビーフウェリントンのレシピが掲載されています。

 

⚪︎Chickpea,Spinach & Mushroom Wellington

考案:Danny (Daniele) Bryden

難易度:☆☆☆

満足度:☆☆☆

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まさかこんな暑い時にウェリントンを作るなんて思いもしなかった…。でもペイストリーをちゃんと焼くことが出来て良かったです。フィリングはぎっしりで風味があって、主人も美味しいと言ってくれた一品です。組み立て作業を頑張った甲斐がありました!もしまたウェリントンを作るなら寒い季節に作りたいです(笑)

 

◉Desserts

普段とは違う、特別な時に振る舞うようなトルテケーキやロールケーキなど甘いお菓子のレシピが中心です。メレンゲが主役のお菓子のレシピが沢山あります。小さいメレンゲサンドイッチやカラメルプリン、2色のムースを使ったチョコレートログなど、挑戦しがいのあるレシピが豊富です。

 

⚪︎Chocolate,Macadamia & Coffee Torte

考案者:Cathryn Dresser

難易度:☆☆

満足度:☆☆☆

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難易度を☆2つにしましたがチョコレートの飾り付けを省略する場合は☆1つになると思います。チョコレートのテンパリング作業は温度管理が大変で休む間もなかったです。ナッツとチョコレートを含んだスポンジと甘さがほぼないコーヒーのフィリングのコンビネーションがティラミスみたいで好みでした!

 

⚪︎Hazelnut Torte

考案者:James Morton

難易度:☆☆

満足度:☆☆

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今までびゅーんが作ったお菓子の中で一番チョコレートしているお菓子だったのではないかと思います。トルテケーキの大部分を占めているのがチョコレートなのでとても濃厚です。パッションフルーツの代わりに入れたオレンジの風味を感じなかった原因はおそらく…オレンジの皮を入れなかったことかなと考えています。

 

◉Puddings

食後のデザートにぴったりなお菓子、主にストリューデルやスチームプディングのレシピが掲載されています。定番のアップルストリューデルやスティッキートフィープディング、プラムのクランブルなどのレシピがあります。

 

⚪︎Mary’s Queen of Puddings

考案者:Mary Berry

難易度:☆

満足度:☆☆☆

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びゅーん自身も自己満足度がかなり高いお菓子です。カスタードを作ってジャムを作ってメレンゲを作って…て大変そうに見えますが実は作業の内容自体はそこまで難しく感じませんでした。パン粉で作ったカスタード生地にホワホワのメレンゲの食感が癖になりそうです!

 

⚪︎Paul’s Rum Babas

考案者:Paul Hollywood

難易度:☆☆

満足度:☆☆☆ 

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生地が詰まった感じでもなく萎んでしまったわけでもなくオーブンの中でしっかり形を保ったまま膨らんでくれたのがすごく良かったです!発酵させたり絞り出したりシロップ作ったりと作業工程が多いですが作るのも食べるのも楽しかった1品です。見本の写真と比べると表面がちょっと禿げてますがまーいっか(笑)

 

今回使用したレシピ本は書店の洋書コーナーで!店舗にない場合は通販で購入可能です。ハードカバーは勿論、kindleでも読むことが出来ますよ〜。

↓ ↓ ↓

 

 

さてさて、この調子で行くといよいよ日本でも吹替版が放送されたシーズン4のレシピ本に突入しそうな流れなのですが… その前に!!

シーズン1〜シーズン3のブリベイ本でもう1度お菓子を作りたいと思っています。今までの「ブリベイ本で(略」企画で作ったお菓子の中には目も当てられない失敗をした作品も沢山あり、是非リベンジして今度こそ正しく作れたものを読者の皆様に見せたいのです!他にも興味はあるんだけど作る機会がなかったレシピがいくつかあるので余力があれば新しいレシピにも挑戦したいです。それにこの段階で上手に作れなかったらシーズン4以降のレシピ本に太刀打ち出来ないような気がするので;

 

びゅーんの技量的に不安しか感じられない企画ですが、今後とも温かい目で見守って頂けますと幸いです。よろしくお願い致します!

本日のメニュー94:イチジクとクルミとグリエールのベーグル【GBBO】

こんにちは、びゅーんです。

ついに日本橋三越で行われる英国展の詳細が発表されましたね!どのブースに行って何を買おうか計画を立てるのが楽しいです。

 

5月頃からお送りしてまいりました、ブログ主による「ブリベイ本でベイカー達の作品を作ってみよう!シーズン」もいよいよ最後の1品となりました。びゅーんが今回挑戦するのはベーグルです。生地の中にドライイチジクを入れて表面にクルミグリエールチーズをトッピングします。

 

このベーグルを考案したベイカーはジョン。ブリベイシーズン3ではパンがテーマの回でスターベイカーを獲得しました。シーズン中、ベイキングが困難になるほどの大ケガをしたりとハプニングがありましたが、めげずに決勝戦まで勝ち進み、なんと優勝したのです!

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参照するレシピは『The Great British Bake Off:How to turn everyday bakes into showstoppers』より「Fig,Walnut & Gruyère Bagels」です。可能な限り、レシピに登場する材料を用いてベーグルを作ってみましょう。

まず強力粉と塩、ドライイーストをボウルに入れます。

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ぬるま湯と一緒にオリーブオイル、ハチミツ、マーマイト、卵液を合わせます。卵液を合わせるとなるとお湯の温度は高すぎたら危険!! 

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粉類にもろもろ入った液体を加えたら生地をまとめていきます。一纏めにしたら作業台に持って行って10分ほど捏ねます。

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発酵する前に生地を6つに分割し、切ったドライイチジクを混ぜ込みます。 

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切り分けた生地を丸くしたら暖かいところに置いて20分ほど発酵させました。とりあえずここまでは順調です。

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発酵させた生地をガス抜きしたらちょっと平たくさせ生地を折り込み…

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細長い棒のような形に整え、端と端を結んでリングの形にします。

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リングの形に整えたら更に発酵させます。2次発酵ですね〜。今度は少し長めに発酵時間をとって膨らませる感じです。

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2次発酵させたベーグル生地を沸騰させたお湯に入れて茹でます。片面30秒ほどでしょうか、そこまで長くありません。それにしてもかなり生地がぶくぶくだ。

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茹でたベーグル生地をいよいよオーブンに入れます、の前に。表面に溶き卵を塗り刻んでおいたクルミをまぶしておきます。

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230℃のオーブンで20分以上焼いたのですがクルミが焦げてる;;;とりあえずおろしたグリエールチーズをかけて更に3分くらい焼きます。

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チーズが溶けかかっている感じがいい!と言いたいのですがやはりクルミが焦げてるのが目立ってしまいますね…。 

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ベーグル生地自体は焼き色もしっかり出ていて生焼けということはなさそうです!

食感は…うん!表面は少しパリっとしていて中はもちもちです。びゅーんが食べたことのあるベーグルの食感と全く同じとは言い難いですが全然違う感じでもありません。つまりえーっと…ギリギリOK!!ということで(ぉぃ)

 

お菓子作り、パン作りって作業自体は順調そうに見えても思い通りにいかないことが多いですね…。あれ?と思う度に今までの作業を振り返り、原因を推測して次に活かす。この繰り返しです。え?お前の場合は詰めが甘すぎる??そんなー。

 

ブリティッシュベイクオフシーズン7 第4週目を見ました

こんにちは、びゅーんです。

あの、今って残暑的な時期なのですか?今年は梅雨明けが遅かったから10月くらいまで暑さを引きずるのではと思っていたのですが、あれ??

 

今回はブリティッシュベイクオフシーズン7について書かせて頂きたいと思います。第4週目のテーマはなんと初登場のテーマ…バッターです。バッターとは卵と牛乳、小麦粉で作られるゆるゆるの生地のことで、綴りはbatterと書きます。感触は焼く前のホットケーキやクレープの生地…というところでしょうか。審査員のメアリーとポールがどんなお題を出すか気になるところです。

 

気になるオリジナルチャレンジのお題はヨークシャープディング🇬🇧!きたーーー!!

ヨークシャープディングという名前はほんのり聞いたことがあるかもしれません。肉料理の付け合わせとして出てくることが多いシュークリームの皮のような物体ですが、家庭によってレシピは様々です。因みにイギリスでは専用のヨークシャープディング・ティンという型があります。それほど一般的な家庭料理なのですね〜。

今見ると死ぬほど恥ずかしいですが、ヨークシャープディングを不肖びゅーんが作らせて頂きましたので参照頂ければと思います。でもこのプディング、明らかにメアリーとポールからけちょんけちょんに言われるやつだなー(汗)

view-easy.hatenablog.com

 

ブリベイではヨークシャープディングを均一に焼いて空洞部分に甘くないフィリングを詰めます。甘くないフィリングというお題になるとベイカー達の個性が顕著に出るのですごく楽しみですね〜。

ヨークシャープディングが苦手だというジェーン。本番でもヨークシャープディングを焼くのに苦戦していました。制限時間が迫る中、真っ平らなヨークシャープディングを見てはパニクってしまう場面も。

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フィリングはなんとサンデーローストのアレンジです!おおおおおお!

ローストビーフグリーンピースのピューレ、クリーミーそうなホースラディッシュにポテトの飾り付けが素敵です。いいなー!画面の向こう側に行って食べたい!!

ポールは「フィリングは格別な美味しさ!」と評しますがメアリーは「課題はヨークシャープディングですから(プディングが膨らまなかったことは)減点ですよ」とコメントしました。

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バルはヨークシャー出身! 母直伝の作り慣れているレシピでヨークシャープディングを作ります。オーブンの中でヨークシャープディングが膨らむのを見るのが好きというバルですが、いざオーブンから出てきたヨークシャープディングの見た目にあまり満足していないようです。

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フィリングはメキシカンな味つけ!辛味がありシンプルなヨークシャープディングに合うと評価されました。ああこれも美味しそう!「軽くて焼き色もいい、れっきとしたヨークシャーだ。」とポールにコメントされたのにバルはホッとしたようでした。

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お次はバッターを使ったテクニカルチャレンジで、お題はレースのパンケーキ🥞!ちょっと意外に感じますがポールのレシピです。分厚くてクリームやフルーツをトッピングしたあのパンケーキを想像すると見た目のペラペラ感に驚くかもしれません。

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食べる時は砂糖とレモン汁をかけて。

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イギリスにおいてパンケーキはよくイースターの期間に食べられることが多いのです。なんでも肉類を断食するレントという期間を迎えることで食べられなくなる牛乳・バター・卵を使い切ろうとする為にパンケーキを焼くのだとか。他にもパンケーキに関する逸話やイベントが多いのですが、その話についてはお菓子百科さんに解説をお願いしましょう。

↓ ↓ ↓

www.absolute-london.co.uk

 

面白い逸話の多いイギリスのパンケーキですが、流石にレース模様のは聞いたことなかったなー…。ベイカー達も困惑しているようでした。しかも今回のレシピにはなんとバッターに必要な材料しか書かれていません!小麦粉や牛乳、卵などそれぞれの材料の分量までベイカーに任せられています!!

パンケーキを焼く時に普段はフライ返しを使わないというキャンディスは絶好調!黄金色のしっとりしたパンケーキを見事12枚焼き上げました。順位は2位でしたが1位のパンケーキと最後の最後まで接戦でした。

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このチャレンジ次第で全てが決まる!といっても過言ではないマスターピースチャレンジに入ってきました。 お題はチュロス🇪🇸!スペイン発祥の揚げ菓子です。某ネズミの王国の人気スナックでもありますね〜!びゅーんもシナモンシュガーをまぶしたチュロスを食べたことがありますが美味しくて好きです。ベイカー達は甘い味付けで思い思いのチュロスを作ります。

 

ここでびゅーんが気に入ったベイカーの作品を紹介しましょう。

セラシの作るチュロスはなんとも型破りな形!チュロスというと棒状のようなものや曲がったものがよく見られますが彼はなんとマフィン型の型にパイピングして丸いケースのような形にしたのです!

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チュロスの生地を冷凍したまま揚げてしまったせいか、外は焦げて中は生焼けという結果に…。繊細な見た目のチュロスに仕上げることが出来ませんでした。面白いアイデアだと思ったのに上手く揚げられなかったことが悔やまれます。

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ラブがチュロスの生地に使うのはなんと抹茶!!なんでも抹茶は彼が日本全国を旅した時に気に入った風味なのだとか。もっと驚きなのは付け合わせのディップの風味です!なんとホワイトチョコレートとワサビという組み合わせのディップを作ろうとしているのです。 

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しかしラブの作った抹茶の風味のチュロスは微妙な評価を受けてしまいました。均一に焼くことが出来ていなかったところも減点ポイントだそうな。ポールが「君は味付けが上手いのに。」と残念がる場面も。3種類のディップの中でホワイトチョコレートのディップをすすめて見ても…

メアリー「フルーツのは美味しいわ」

そっちかーーーーい!!!!

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ブリベイ史上初のテーマ、バッターという未知の挑戦で見事スターベイカーを獲得したのはベンジャミーナでした。オリジナルチャレンジでは形はバラバラであれどフィリングが絶品のヨークシャープディングを作り、テクニカルチャレンジでは複雑なレース模様のパンケーキを焼き上げて1位になりました。

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ベンジャミーナのチュロスは見た目も形もよく揚げ加減も完璧でした。ココナッツ風味のチュロスはサクサクで文句のつけどころがないと言われる食感だったようです。数少ない好評価を得たチュロスでしたね〜〜。確かにとっても美味しそう!

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そして第4週目でテントを去ることになってしまったのはケイト。

「大恥をかいたわけじゃないと思う。ここで終わりだからって泣かない。(一部略)」と話すケイトの言葉が印象に残りました。そうなんです。毎週脱落していくベイカー達は劣っているというわけではない、運がなかったと思うのです。

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ケイトの作るチュロスはウサギの形をしたホットクロスバンズの風味のチュロスというなんとも心惹かれるものだったのですが、チュロスがなんだかペタンコでポールに「車に轢かれたウサギみたいだ。」と評価されてしまいました。味も油っこくて食べられないと言われてしまいます。無念…!!

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オーブン、フライパン、そしてフライヤー。3つのチャレンジで使用する調理器具が全て異なるテーマだった第4週目でした。これだけ方向性が違うお題を1回でこなそうとするとベイカー達も準備をするのがすごく大変だったと思います。それでも今週もベイカー達の作品は素晴らしいものばかりでした。びゅーんはやはりオリジナルチャレンジのお題に惹かれましたね〜。

 

 

さてさて。もうご存知の方も多いかと思われますが、イギリス本国ではブリティッシュベイクオフの新シーズンが8月27日に放送されます!!!!今年はなんと10シーズン目!2010年から始まったブリティッシュベイクオフがここまで続いていると思うと本当にすごいです!!

公式HPでは既に新シーズンに出場するベイカー達が紹介されていますよ〜!

The Great British Bake Off - Love Productions

 

更に公式トレーラーも解禁!いよいよ始まるのかと思うとワクワクします!


TRAILER | The Great British Bake Off | Coming Soon on Channel 4

 

日本ではなかなか見れない?あーでも追ってみたいなーーーーー!!

 

本日のメニュー93:シードセイボリークラッカー【GBBO】

こんにちは、びゅーんです。

プールで泳いだ後や汗をかいた後にシャワーを浴びる時の、何かが流れ落ちていくような感覚が好きです。

 

さて、またまたやってまいりました。ブログ主による『ブリベイ本でベイカー達の作品を作ってみよう!シーズン3』のお時間です。シーズン3のブリベイ本で挑戦するお菓子もこれで11品目に入りました!今回はセイボリークラッカーに挑戦します。『The Great British Bake Off:How to turn everyday bakes into showstoppers』より「Multi-seed Savoury Crackers」を参照していきますよー!

このクラッカーを考案したのはブリベイシーズン3のファイナリスト、ブレンダンです。彼のお菓子は繊細なデザインとバランスの良い風味が持ち味。シーズン3でスターベイカーを2度獲得しました!

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そんなブレンダンが作ったビスケットは種を使います。他にもびゅーんがあまり扱ったことのない食材が色々登場します。ワクワクするような緊張するような…。とりあえずやっていきましょう!

普段ケーキやビスケットを作るものと違う粉類を使います。ずばり、全粒粉とセモリナ粉です。あ、岩塩も加えねば。 

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そこへカボチャの種とアマニの種を加えて均等に混ぜます。黒ごまがあったらそれも加えましょう。 

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更にハチミツ、ベジタブルオイル、 ぬるま湯を加えて生地を一つにまとめます。まとまった生地はラップして冷蔵庫で休ませておきます。

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冷やした生地を伸ばして長方形に整えていきます。画像のはまだぐっちゃぐちゃですが(笑) 

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ピザカッターを使って16枚に分割しました。表面にトッピング用のカボチャの種を乗せて軽く霧吹きの水をかけます。 

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180℃のオーブンに入れて18分ほど焼きました。形はバラバラですが…焼き過ぎてはいないかな??? すぐにオーブンから出さずに庫内で少し冷まします。

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庫内で少し休ませてから金網へ。そうすることで食感をパリっとさせることが出来るのです。

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では、早速食べてみましょうか!!

・・・・・・・・・・。

おぅ、アマニシードと全粒粉の甘みがダイレクトに伝わってきます。なんか、健康シリアルを食べているような気分です。しょっぱさが欲しいなら塩をもう少し足すといいのかな。。あるいはクリームチーズにディップして食べるとかでもいいかも。

 

ビスケット作り、正直なところケーキ作りよりも苦手です(汗;)

冷静にコツを掴んで上達していきたいですね〜…。

本日のメニュー92:ポールのラムバーバ【GBBO】

こんにちは、びゅーんです。

晩御飯を作るよりも晩御飯の献立を考える方が大変な今日この頃。 

 

また予告もなく始まりました、ブログ主による『ブリベイ本でベイカー達の作品を作ってみよう!シーズン3』です。このコーナーも今回の記事を含めてあと4回になりました。

挑戦するのは審査員のポール・ハリウッドのレシピでラムバーバです!ラムババとかサヴァランと読み替えれば分かる!という方もいるでしょうか。イーストを使うお菓子でパンともケーキとも言い難い発酵菓子タイプのものです。このラムバーバはブリティッシュベイクオフシーズン3の第1週目のテクニカルチャレンジのお題になりました。発酵させた生地にラムシロップをかけクリームと一緒に頂く美味しそうなお菓子…『The Great British Bake Off:How to turn everyday bakes into showstoppers』より「Paul’s Rum Babas」としてレシピが載っています。

 

早速ラムバーバの生地作りから始めましょう!

まず、薄力粉と強力粉、塩とドライイーストとグラニュー糖をボウルに入れます。

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そこへ卵と牛乳を加えて生地をまとめていきます。ちょっとずつ牛乳を足して行くので手で触るとかなりベタベタしますが、捏ねていく内にだんだん滑らかになっていきます。 

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生地が滑らかになってきたところでバターを少しずつ加えながら更に滑らかにしていきます。もう10分くらい捏ねた気がする…。これを綺麗な別のボウルに移して1時間くらい発酵させます。

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1時間室内に置いた生地がこちら。結構膨らんだのでは!? 

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ガスを抜いたラムバーバの生地を絞り袋に入れてエンゼル型に絞り出します。型の内側にあらかじめ油分を塗って砂糖をまぶしてあります。

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更に絞り出した生地をそのまま40分ぐらい置きました。かなり膨らんできています。

180℃のオーブンに入れて20分ほど焼きましょう。

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バーバを焼いている間にシロップを作っておきます。ラム酒と上白糖、水を温めて砂糖をよく溶かします。はい、これでシロップ作り終了!! 雑ぅ!

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思っていたよりも早く焼き色がついた!?アルミの型を使ったから火の通りが早かったのでしょうか;;少し型の中で冷ましてからお皿に移します。

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ラムバーバの上下にラムシロップをたっぷりかけて真ん中の空洞部分にホイップクリームを乗せて表面に軽く粉糖をまぶしたら完成です!

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本当は1晩くらい置くとシロップが染み込んでバーバがしっとりするのですが、我慢出来ずすぐ食べてしまいました(笑)

んんん!!バーバがフワッフワ!ラムシロップとホイップクリームと合わせて食べるとかなりのボリュームです。 

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初めての発酵菓子…どうなるか不安でしたがきちんと生地が膨らんでくれて良かったーーーーーー!!!今回は生焼けにもならなかったし!!

ラムバーバの飾り付けはホイップクリームと粉糖だけに留めましたが、もっと派手にしたいなら旬のフルーツを入れたりするとより豪華なお菓子にみえること間違いなしですね〜。

山口もも先生のイギリス講座に参加しました

こんにちは、びゅーんです。

イギリスに関して気になるスポットが多すぎて1週間くらいの旅行じゃ足りないと最近考えてしまいます。

 

今回は、8月17日に藤棚デパートメントで行われたイギリス講座について書かせて頂きたいと思います。

この日はイギリスの食文化を発信するフードライター山口もも先生がゲストに来られ、午前の部と午後の部に分けてイギリスの歴史やベイキング事情について講座を開いて下さりました。

会場となった藤棚デパートメントの詳細につきましては下記サイトをご参照ください。(外観の写真を撮り忘れてしまいましたすみません;)

↓ ↓ ↓

http://fujidanadp.com

 

 

午前の部は『イギリスの紅茶飲み比べ&ヴィクトリア女王生誕200年記念』についての講座が行われました。そこで、最初にもも先生が持って来られたイギリスでよく飲まれている紅茶を何種類か頂きました!頂いた紅茶の種類は下記の通り。中には日本で飲んだことないものまでありました。紅茶のお供にWalkersのショートブレッドも合わせて頂きます。

 

・Brodies Famous Edinburgh Tea

スコットランドのブロンディーズという紅茶。ヴィクトリア女王が気に入ったオリジナルブレンドが後の「イングリッシュブレックファスト」になったのではとかなんとか。個人的主観ですが、エディンバラティーはストレートでも割と飲みやすかったです。ショートブレッドと合わせて頂くと更に美味、そんな感じがしました。

 

・Yorkshire Tea Decaf

Taylors of Harrogateのヨークシャーティー。このヨークシャーティーは近年、日本の紅茶専門店でも偶に見かけますね。イギリス関連の催事でも販売されるようになってきています。この日試飲したのはデカフェ。カフェインの入っていないタイプでイギリスでも最近人気になってるのだとか。デカフェになってもお茶は濃いめ。ミルクが欲しくなります。

 

・Betty’s Tearoom Blend Tea

Betty’s Tearoomのお茶です。ヨークに本店があるイギリスの中でも大人気のティールームです。このちょっと高級なブレンドティー、なんと日本どころかイギリスのスーパーに置いていないもので、直接Betty’sの店舗に行くかオンラインで購入しないと入手出来ないのだそうです。ストレートでもミルクでも美味しく頂けるクセのない味でした。とっても美味しい。

 

・Miles West Country Original Blend

こちらもびゅーんの知らないお茶で、南イングランドサマセットのブレンドティーです。イングランドコーンウォールに入るか入らないかぐらいの場所にMr.Milesというティールームがあって、そこでMilesのブレンドティーを飲むことが出来るそうです。ヨークシャーのお茶と比べるとそこまで濃く感じなかったですね〜。

 

・Whittard English Rose

来ましたウィッタード。イギリスには専門店がありますし日本では輸入食品や雑貨のお店で購入出来ますね〜。試飲したEnglish Roseはバラの良い香りが特徴的で後味もさっぱりでした。日常的に飲むお茶というより特別な時に飲むお茶、という印象があります。

 

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2019年はヴィクトリア女王生誕200年の年ということで、紅茶の飲み比べをしながらもも先生からヴィクトリア女王についてのお話を沢山聴くことが出来ました。女王が幼少期を過ごしたケンジントン宮殿や晩年を過ごしたオズボーンハウスについての資料などを拝見しながらヴィクトリア女王はどんな人物だったのか、女王の周りにはどんな物があったか等どれも聴きごたえのあるお話ばかりでした!

びゅーんが印象に残った話はオズボーンハウスにあるスイスコテージや庭にあるルバーブフォーサーの話についてでしたね〜。

 

こちらの陶器の靴はヴィクトリア女王が1歳の時の実物大サイズの靴です(本物は黒い靴でケンジントン宮殿に飾られているそうです)。シャーペンと並べてみると分かりますがかなり小ちゃいです!!
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忘れてならないのはヴィクトリア女王ゆかりのお菓子、ヴィクトリア・サンドイッチケーキです。今回は講座を企画主催された中路理恵子先生が山口もも先生のレシピを使って作って下さりました。中力粉を使ったスポンジは薄力粉で作るスポンジよりもややずっしりしていますが、挟んであるジャムや紅茶に本当によく合います。美味しいー! 

夫のアルバート公が亡くなってからオズボーンハウスに籠るようになってしまったヴィクトリア女王の為に振舞われたケーキ…それ以降、そのケーキはヴィクトリア女王のお気に入りのケーキとなり、いつしかヴィクトリア・サンドイッチケーキと呼ばれるようになったのです。イギリス菓子好きさんの間では有名な逸話ですね〜。
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お昼休憩を挟んでから始まる午後の部のテーマは『イギリスのベーキング・キッチン・オーブンの変遷』です。画像にある小冊子を参照しながらイギリスの中世の時代からヴィクトリア朝のベーキング事情や古い調理器具についてお話を聴きました。

特に聴いていて面白かったのはクローズド・レンジの話。非常に手間のかかる燃料起こしで発生させる熱を無駄なく効率的に使うことが出来る機能に驚きました。

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お待ちかねのティータイム!午前の部に引き続き中路先生がイギリスゆかりのお菓子を作って下さりました。サクサクで模様の綺麗なメレンゲとマンゴーとパッションフルーツイートンメスです。綺麗な盛り付けを楽しむのは最初だけ。最終的に全部グッシャグシャにして混ぜて食べる、それがイートンメスの食べ方です。でもそれが美味しい!甘いメレンゲとクリームとパッションフルーツの酸味がよく効いています。

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ここで、キッチンのお話の中でもも先生からオススメされたイギリスのスポットについて簡単にまとめてみました。

 

プラス・マウル

ウエールズに位置するコンウィの街にあるお屋敷。中世の時代のキッチンの再現ぶりがすごいそうです。どの部屋も見応えがあり、屋敷内を全部回るのに1時間以上はかかるのだそうな。コンウィ城とセットで入れるチケットが販売されています。

Plas Mawr | Cadw

 

ハンプトン・コート・パレス

ロンドンの郊外にある観光名所です。ヘンリー8世の命で作られた宮殿で、ヴィクトリア女王の時代から宮殿と庭園を一般開放しています。目玉は体育館ぐらいの広さのチューダー朝のキッチン!年に1度行われるフラワーショーも有名です。

Hampton Court Palace | Historic Royal Palaces

 

スコットランド・ストリート・スクールミュージアム

スコットランドグラスゴーにある学校教育博物館です。ヴィクトリア時代や戦時中の教室の他にヴィクトリア時代の家庭科室のようなキッチンを見ることが出来ます。マッキントッシュ好きにオススメです。

Scotland Street School Museum — Glasgow Life

 

ランハイドロック

ナショナルトラストが管理しているカントリーハウスで、コーンウォール地方にあります。大きな屋敷や庭園、教会など見所いっぱいです。キッチンや使用人の部屋など生活の裏側を覗けるようなスポットが残されているのがポイントです。

https://www.nationaltrust.org.uk/lanhydrock

 

長き在英生活の中で得られたことを本に記し、発信して下さる山口もも先生のブログはこちら!

↓ ↓ ↓

http://momoyamaguchi.blog.fc2.com

 

他にもイギリスから持ってっきて下さったアンティークものなど見るだけでも楽しそうな雑貨があり、お買い物を楽しむことが出来ました。ミニサイズのレンジの陶器のオブジェがすごく可愛いと思ったのですが、手に取って値札を見て戻して悩み、また手に取って値札を見ては悩み…という動作を繰り返してしまいました(笑)

 

午前の部から午後の部まであっという間に時間が過ぎてしまいました。そう感じるだけ充実な時間を過ごせたんだなー、と思います。びゅーんの私情により中路先生のランチを頂けなかったのが悔やまれる…!!

中路先生と言えば…藤棚デパートメントにて毎月第4土曜日に『イギリスを知るカフェ』を開かれているとのこと。直近だと8月24日の土曜日ですね!『イギリスを知るカフェ』は、2020年の東京オリンピック横浜市川崎市がイギリスのホストタウンとして指定されていることに因んでイギリスの食文化を広めようと始められたカフェで、美味しい紅茶と中路先生手作りのイギリス菓子を楽しむことが出来ます。興味のある方は是非藤棚デパートメントまで足を運んでみては如何でしょう。

 

とにかく、とても楽しく素敵な講座でした。

中路理恵子先生、山口もも先生、ありがとうございました!

 

本日のメニュー91:ヨークシャープディング

こんにちは、びゅーんです。

好きなことを突き詰める時間は楽しいものですね〜。

 

今回はイギリス料理と言えば?と聞かれると高確率でよく挙げられるアイツ…ヨークシャープディングを作ってみた時のことを書きたいと思います。

ヨークシャープディングはシュークリームの皮のような見た目と「プディング」という名前から甘いお菓子のようなものを想像するかもしれません。が、残念ながら甘いお菓子ではありません。小麦粉と卵と牛乳と塩から作られるイギリスのおかずの一種で、ローストビーフなどの肉料理の付け合わせとして出されることが多いです。グレービーソースと一緒に食べると美味なのだとか。

 

なんでそこで急にヨークシャープディングを作ろうと考えたか…。次回8月19日に放送予定の吹替版ブリティッシュベイクオフシーズン7でなんとお題にヨークシャープディングが登場するという話をキャッチしたのでちょっと気になり、先行して作ってみようと思った次第です。

 

どんな風に出来るか楽しみ!早速やってみましょう。 

まず薄力粉と塩をボウルに入れます。

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次に牛乳と溶いた卵を加えて混ぜます。

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更に牛乳を少しずつ加えてゆるめの生地を作ります。ん?ダマが出来てる?

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マフィン型に油を入れて200℃のオーブンですこーし温めます。

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温めた油の入ったマフィン型にヨークシャープディングの生地を流していきます。メジャーを使ったら綺麗に流せました。あとはこれを25分くらい焼きます。

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おほう。一応焼き色がついています。あとすごく自由に膨らんでいます!!(笑)

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時間がたつとちょい萎んでしまったヨークシャープディングですが、一応火は通っていそうです。食べてみると小麦粉と卵の味がしてモッチモチでした。

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このヨークシャープディング、中の空洞に何か具を詰めて食べるでも楽しいと思います。例えばサーモンだったり挽肉だったりマッシュポテトだったり。甘いものならカスタードだったり!?普通に食べると小麦の団子を食べてるみたいで美味しくないと感じたら、是非フィリングを詰めて食べてみてはいかがでしょう。

 

ネットで検索するだけでもレシピは沢山出てきます。当ブログでもちょっとだけご紹介しますが、他にも調べてみれば皆様好みのレシピがきっと見つかるかもしれません。

 

ローストビーフと一緒に調理して食べるなら!

↓ ↓ ↓

cookpad.com

 

ブリベイでお馴染みメアリー・ベリーのレシピなら!

↓ ↓ ↓

www.bbc.co.uk

 

 

 

今回のベイキングで学んだこと…薄力粉はきちんとふるいましょう