ブリティッシュベイクオフシーズン7 第4週目を見ました
こんにちは、びゅーんです。
あの、今って残暑的な時期なのですか?今年は梅雨明けが遅かったから10月くらいまで暑さを引きずるのではと思っていたのですが、あれ??
今回はブリティッシュベイクオフシーズン7について書かせて頂きたいと思います。第4週目のテーマはなんと初登場のテーマ…バッターです。バッターとは卵と牛乳、小麦粉で作られるゆるゆるの生地のことで、綴りはbatterと書きます。感触は焼く前のホットケーキやクレープの生地…というところでしょうか。審査員のメアリーとポールがどんなお題を出すか気になるところです。
気になるオリジナルチャレンジのお題はヨークシャープディング🇬🇧!きたーーー!!
ヨークシャープディングという名前はほんのり聞いたことがあるかもしれません。肉料理の付け合わせとして出てくることが多いシュークリームの皮のような物体ですが、家庭によってレシピは様々です。因みにイギリスでは専用のヨークシャープディング・ティンという型があります。それほど一般的な家庭料理なのですね〜。
今見ると死ぬほど恥ずかしいですが、ヨークシャープディングを不肖びゅーんが作らせて頂きましたので参照頂ければと思います。でもこのプディング、明らかにメアリーとポールからけちょんけちょんに言われるやつだなー(汗)
ブリベイではヨークシャープディングを均一に焼いて空洞部分に甘くないフィリングを詰めます。甘くないフィリングというお題になるとベイカー達の個性が顕著に出るのですごく楽しみですね〜。
ヨークシャープディングが苦手だというジェーン。本番でもヨークシャープディングを焼くのに苦戦していました。制限時間が迫る中、真っ平らなヨークシャープディングを見てはパニクってしまう場面も。
フィリングはなんとサンデーローストのアレンジです!おおおおおお!
ローストビーフにグリーンピースのピューレ、クリーミーそうなホースラディッシュにポテトの飾り付けが素敵です。いいなー!画面の向こう側に行って食べたい!!
ポールは「フィリングは格別な美味しさ!」と評しますがメアリーは「課題はヨークシャープディングですから(プディングが膨らまなかったことは)減点ですよ」とコメントしました。
バルはヨークシャー出身! 母直伝の作り慣れているレシピでヨークシャープディングを作ります。オーブンの中でヨークシャープディングが膨らむのを見るのが好きというバルですが、いざオーブンから出てきたヨークシャープディングの見た目にあまり満足していないようです。
フィリングはメキシカンな味つけ!辛味がありシンプルなヨークシャープディングに合うと評価されました。ああこれも美味しそう!「軽くて焼き色もいい、れっきとしたヨークシャーだ。」とポールにコメントされたのにバルはホッとしたようでした。
お次はバッターを使ったテクニカルチャレンジで、お題はレースのパンケーキ🥞!ちょっと意外に感じますがポールのレシピです。分厚くてクリームやフルーツをトッピングしたあのパンケーキを想像すると見た目のペラペラ感に驚くかもしれません。
食べる時は砂糖とレモン汁をかけて。
イギリスにおいてパンケーキはよくイースターの期間に食べられることが多いのです。なんでも肉類を断食するレントという期間を迎えることで食べられなくなる牛乳・バター・卵を使い切ろうとする為にパンケーキを焼くのだとか。他にもパンケーキに関する逸話やイベントが多いのですが、その話についてはお菓子百科さんに解説をお願いしましょう。
↓ ↓ ↓
面白い逸話の多いイギリスのパンケーキですが、流石にレース模様のは聞いたことなかったなー…。ベイカー達も困惑しているようでした。しかも今回のレシピにはなんとバッターに必要な材料しか書かれていません!小麦粉や牛乳、卵などそれぞれの材料の分量までベイカーに任せられています!!
パンケーキを焼く時に普段はフライ返しを使わないというキャンディスは絶好調!黄金色のしっとりしたパンケーキを見事12枚焼き上げました。順位は2位でしたが1位のパンケーキと最後の最後まで接戦でした。
このチャレンジ次第で全てが決まる!といっても過言ではないマスターピースチャレンジに入ってきました。 お題はチュロス🇪🇸!スペイン発祥の揚げ菓子です。某ネズミの王国の人気スナックでもありますね〜!びゅーんもシナモンシュガーをまぶしたチュロスを食べたことがありますが美味しくて好きです。ベイカー達は甘い味付けで思い思いのチュロスを作ります。
ここでびゅーんが気に入ったベイカーの作品を紹介しましょう。
セラシの作るチュロスはなんとも型破りな形!チュロスというと棒状のようなものや曲がったものがよく見られますが彼はなんとマフィン型の型にパイピングして丸いケースのような形にしたのです!
チュロスの生地を冷凍したまま揚げてしまったせいか、外は焦げて中は生焼けという結果に…。繊細な見た目のチュロスに仕上げることが出来ませんでした。面白いアイデアだと思ったのに上手く揚げられなかったことが悔やまれます。
ラブがチュロスの生地に使うのはなんと抹茶!!なんでも抹茶は彼が日本全国を旅した時に気に入った風味なのだとか。もっと驚きなのは付け合わせのディップの風味です!なんとホワイトチョコレートとワサビという組み合わせのディップを作ろうとしているのです。
しかしラブの作った抹茶の風味のチュロスは微妙な評価を受けてしまいました。均一に焼くことが出来ていなかったところも減点ポイントだそうな。ポールが「君は味付けが上手いのに。」と残念がる場面も。3種類のディップの中でホワイトチョコレートのディップをすすめて見ても…
メアリー「フルーツのは美味しいわ」
そっちかーーーーい!!!!
ブリベイ史上初のテーマ、バッターという未知の挑戦で見事スターベイカーを獲得したのはベンジャミーナでした。オリジナルチャレンジでは形はバラバラであれどフィリングが絶品のヨークシャープディングを作り、テクニカルチャレンジでは複雑なレース模様のパンケーキを焼き上げて1位になりました。
ベンジャミーナのチュロスは見た目も形もよく揚げ加減も完璧でした。ココナッツ風味のチュロスはサクサクで文句のつけどころがないと言われる食感だったようです。数少ない好評価を得たチュロスでしたね〜〜。確かにとっても美味しそう!
そして第4週目でテントを去ることになってしまったのはケイト。
「大恥をかいたわけじゃないと思う。ここで終わりだからって泣かない。(一部略)」と話すケイトの言葉が印象に残りました。そうなんです。毎週脱落していくベイカー達は劣っているというわけではない、運がなかったと思うのです。
ケイトの作るチュロスはウサギの形をしたホットクロスバンズの風味のチュロスというなんとも心惹かれるものだったのですが、チュロスがなんだかペタンコでポールに「車に轢かれたウサギみたいだ。」と評価されてしまいました。味も油っこくて食べられないと言われてしまいます。無念…!!
オーブン、フライパン、そしてフライヤー。3つのチャレンジで使用する調理器具が全て異なるテーマだった第4週目でした。これだけ方向性が違うお題を1回でこなそうとするとベイカー達も準備をするのがすごく大変だったと思います。それでも今週もベイカー達の作品は素晴らしいものばかりでした。びゅーんはやはりオリジナルチャレンジのお題に惹かれましたね〜。
さてさて。もうご存知の方も多いかと思われますが、イギリス本国ではブリティッシュベイクオフの新シーズンが8月27日に放送されます!!!!今年はなんと10シーズン目!2010年から始まったブリティッシュベイクオフがここまで続いていると思うと本当にすごいです!!
公式HPでは既に新シーズンに出場するベイカー達が紹介されていますよ〜!
The Great British Bake Off - Love Productions
更に公式トレーラーも解禁!いよいよ始まるのかと思うとワクワクします!
TRAILER | The Great British Bake Off | Coming Soon on Channel 4
日本ではなかなか見れない?あーでも追ってみたいなーーーーー!!