0から始める妄想ベイクオフ

イギリス菓子・紅茶・ブリティッシュベイクオフ関連についてお菓子を作ったりお店やイベントに行ったりしたことを綴っていくブログです。

山口もも先生のイギリス講座に参加しました

こんにちは、びゅーんです。

イギリスに関して気になるスポットが多すぎて1週間くらいの旅行じゃ足りないと最近考えてしまいます。

 

今回は、8月17日に藤棚デパートメントで行われたイギリス講座について書かせて頂きたいと思います。

この日はイギリスの食文化を発信するフードライター山口もも先生がゲストに来られ、午前の部と午後の部に分けてイギリスの歴史やベイキング事情について講座を開いて下さりました。

会場となった藤棚デパートメントの詳細につきましては下記サイトをご参照ください。(外観の写真を撮り忘れてしまいましたすみません;)

↓ ↓ ↓

http://fujidanadp.com

 

 

午前の部は『イギリスの紅茶飲み比べ&ヴィクトリア女王生誕200年記念』についての講座が行われました。そこで、最初にもも先生が持って来られたイギリスでよく飲まれている紅茶を何種類か頂きました!頂いた紅茶の種類は下記の通り。中には日本で飲んだことないものまでありました。紅茶のお供にWalkersのショートブレッドも合わせて頂きます。

 

・Brodies Famous Edinburgh Tea

スコットランドのブロンディーズという紅茶。ヴィクトリア女王が気に入ったオリジナルブレンドが後の「イングリッシュブレックファスト」になったのではとかなんとか。個人的主観ですが、エディンバラティーはストレートでも割と飲みやすかったです。ショートブレッドと合わせて頂くと更に美味、そんな感じがしました。

 

・Yorkshire Tea Decaf

Taylors of Harrogateのヨークシャーティー。このヨークシャーティーは近年、日本の紅茶専門店でも偶に見かけますね。イギリス関連の催事でも販売されるようになってきています。この日試飲したのはデカフェ。カフェインの入っていないタイプでイギリスでも最近人気になってるのだとか。デカフェになってもお茶は濃いめ。ミルクが欲しくなります。

 

・Betty’s Tearoom Blend Tea

Betty’s Tearoomのお茶です。ヨークに本店があるイギリスの中でも大人気のティールームです。このちょっと高級なブレンドティー、なんと日本どころかイギリスのスーパーに置いていないもので、直接Betty’sの店舗に行くかオンラインで購入しないと入手出来ないのだそうです。ストレートでもミルクでも美味しく頂けるクセのない味でした。とっても美味しい。

 

・Miles West Country Original Blend

こちらもびゅーんの知らないお茶で、南イングランドサマセットのブレンドティーです。イングランドコーンウォールに入るか入らないかぐらいの場所にMr.Milesというティールームがあって、そこでMilesのブレンドティーを飲むことが出来るそうです。ヨークシャーのお茶と比べるとそこまで濃く感じなかったですね〜。

 

・Whittard English Rose

来ましたウィッタード。イギリスには専門店がありますし日本では輸入食品や雑貨のお店で購入出来ますね〜。試飲したEnglish Roseはバラの良い香りが特徴的で後味もさっぱりでした。日常的に飲むお茶というより特別な時に飲むお茶、という印象があります。

 

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2019年はヴィクトリア女王生誕200年の年ということで、紅茶の飲み比べをしながらもも先生からヴィクトリア女王についてのお話を沢山聴くことが出来ました。女王が幼少期を過ごしたケンジントン宮殿や晩年を過ごしたオズボーンハウスについての資料などを拝見しながらヴィクトリア女王はどんな人物だったのか、女王の周りにはどんな物があったか等どれも聴きごたえのあるお話ばかりでした!

びゅーんが印象に残った話はオズボーンハウスにあるスイスコテージや庭にあるルバーブフォーサーの話についてでしたね〜。

 

こちらの陶器の靴はヴィクトリア女王が1歳の時の実物大サイズの靴です(本物は黒い靴でケンジントン宮殿に飾られているそうです)。シャーペンと並べてみると分かりますがかなり小ちゃいです!!
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忘れてならないのはヴィクトリア女王ゆかりのお菓子、ヴィクトリア・サンドイッチケーキです。今回は講座を企画主催された中路理恵子先生が山口もも先生のレシピを使って作って下さりました。中力粉を使ったスポンジは薄力粉で作るスポンジよりもややずっしりしていますが、挟んであるジャムや紅茶に本当によく合います。美味しいー! 

夫のアルバート公が亡くなってからオズボーンハウスに籠るようになってしまったヴィクトリア女王の為に振舞われたケーキ…それ以降、そのケーキはヴィクトリア女王のお気に入りのケーキとなり、いつしかヴィクトリア・サンドイッチケーキと呼ばれるようになったのです。イギリス菓子好きさんの間では有名な逸話ですね〜。
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お昼休憩を挟んでから始まる午後の部のテーマは『イギリスのベーキング・キッチン・オーブンの変遷』です。画像にある小冊子を参照しながらイギリスの中世の時代からヴィクトリア朝のベーキング事情や古い調理器具についてお話を聴きました。

特に聴いていて面白かったのはクローズド・レンジの話。非常に手間のかかる燃料起こしで発生させる熱を無駄なく効率的に使うことが出来る機能に驚きました。

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お待ちかねのティータイム!午前の部に引き続き中路先生がイギリスゆかりのお菓子を作って下さりました。サクサクで模様の綺麗なメレンゲとマンゴーとパッションフルーツイートンメスです。綺麗な盛り付けを楽しむのは最初だけ。最終的に全部グッシャグシャにして混ぜて食べる、それがイートンメスの食べ方です。でもそれが美味しい!甘いメレンゲとクリームとパッションフルーツの酸味がよく効いています。

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ここで、キッチンのお話の中でもも先生からオススメされたイギリスのスポットについて簡単にまとめてみました。

 

プラス・マウル

ウエールズに位置するコンウィの街にあるお屋敷。中世の時代のキッチンの再現ぶりがすごいそうです。どの部屋も見応えがあり、屋敷内を全部回るのに1時間以上はかかるのだそうな。コンウィ城とセットで入れるチケットが販売されています。

Plas Mawr | Cadw

 

ハンプトン・コート・パレス

ロンドンの郊外にある観光名所です。ヘンリー8世の命で作られた宮殿で、ヴィクトリア女王の時代から宮殿と庭園を一般開放しています。目玉は体育館ぐらいの広さのチューダー朝のキッチン!年に1度行われるフラワーショーも有名です。

Hampton Court Palace | Historic Royal Palaces

 

スコットランド・ストリート・スクールミュージアム

スコットランドグラスゴーにある学校教育博物館です。ヴィクトリア時代や戦時中の教室の他にヴィクトリア時代の家庭科室のようなキッチンを見ることが出来ます。マッキントッシュ好きにオススメです。

Scotland Street School Museum — Glasgow Life

 

ランハイドロック

ナショナルトラストが管理しているカントリーハウスで、コーンウォール地方にあります。大きな屋敷や庭園、教会など見所いっぱいです。キッチンや使用人の部屋など生活の裏側を覗けるようなスポットが残されているのがポイントです。

https://www.nationaltrust.org.uk/lanhydrock

 

長き在英生活の中で得られたことを本に記し、発信して下さる山口もも先生のブログはこちら!

↓ ↓ ↓

http://momoyamaguchi.blog.fc2.com

 

他にもイギリスから持ってっきて下さったアンティークものなど見るだけでも楽しそうな雑貨があり、お買い物を楽しむことが出来ました。ミニサイズのレンジの陶器のオブジェがすごく可愛いと思ったのですが、手に取って値札を見て戻して悩み、また手に取って値札を見ては悩み…という動作を繰り返してしまいました(笑)

 

午前の部から午後の部まであっという間に時間が過ぎてしまいました。そう感じるだけ充実な時間を過ごせたんだなー、と思います。びゅーんの私情により中路先生のランチを頂けなかったのが悔やまれる…!!

中路先生と言えば…藤棚デパートメントにて毎月第4土曜日に『イギリスを知るカフェ』を開かれているとのこと。直近だと8月24日の土曜日ですね!『イギリスを知るカフェ』は、2020年の東京オリンピック横浜市川崎市がイギリスのホストタウンとして指定されていることに因んでイギリスの食文化を広めようと始められたカフェで、美味しい紅茶と中路先生手作りのイギリス菓子を楽しむことが出来ます。興味のある方は是非藤棚デパートメントまで足を運んでみては如何でしょう。

 

とにかく、とても楽しく素敵な講座でした。

中路理恵子先生、山口もも先生、ありがとうございました!