ブリティッシュベイクオフ シーズン4 マスタークラス第4週目を見ました
こんにちは、びゅーんです。
レシピ本の翻訳もだんだん早く出来るようになってきた気がするようなまだまだのような。
いよいよシーズン4のマスタークラスも残すところあと1回。テーマは「ローフとデザートとペイストリー プロのわざ」で、登場するお菓子はシーズン4本編の後半に登場した難易度の高いお菓子ばかりです。どう難しいかは本編の第7週から決勝の第10週まで見て頂ければお分かり頂けるかと思います。
では、ポールとメアリーがマスタークラスでどんなお菓子作りを披露してくれたか、当ブログでもおさらいしていきましょう。
メアリーが作るスエットプディングはりんごを使ったプディング。やはりと言いますか、流石と言いますか、メアリーはスチームするタイプのプディングを作りました。なるほど、これなら安全にお鍋からプディングを取り出せる...?
中から熱々のりんごとレモンが。寒い冬に食べたくなるようなプディングです。画面の向こうへスプーンを伸ばして一口食べたい。
2.メアリーのルリジューズ
シーズン4第7週目のテクニカルチャレンジのお題になったフランスの伝統菓子です。
シュー生地とカスタード、ガナッシュの腕を問われるお題ということで印象に残るお菓子でした。これは生地を絞る時に紙が滑って動かないちょっとしたコツだそうです。天板に生地をちょっと塗って紙をはっつける。
ポイントを抑えれば可愛いゆきだ...修道女が出来上がります。これはSNS映え間違いなしのお菓子ですね〜。
3.ポールのライ麦パン
ベイカーだけでなく視聴者までも震え上がらせた第8週目のオリジナルチャレンジのお題はグルテンフリーのローフですが、このお題に沿ってポールが小麦粉に代わって使用するのはライ麦です。ポールの説明にもありましたが、ライ麦は小麦粉の仲間ではなくイネ科の仲間なのです。ライ麦の発酵はカゴを使うのがポイント。
びゅーんもライ麦のパンは大好きです。以前どこかのホテルのランチでライ麦のパンをホイップバターと一緒に食べたのですが、あれ美味しかったなぁ…。ポールが作ったものも美味しそう。メアリーのようにクリームチーズとサーモンと一緒に食べてみたいです。
4.ポールのプレッツェル
プレッツェルは決勝戦のテクニカルチャレンジのお題に登場したお菓子。この正しい作り方をポールが披露しました。重要な部分である形作りですが.......おうw
もしびゅーんが作る場合、何百回も練習しないとダメっぽいです。
こちらがポールが作った甘いフレーバーと塩のフレーバーのプレッツェル。プレッツェルのあの外側と内側の食感のギャップが面白いし、美味しいですよね〜。食べたくなってきた。
5.メアリーのオペラケーキ
シーズン4のマスタークラスのラストを飾るお菓子は、第9週目のマスターピースチャレンジのお題、オペラケーキです。薄いジョコンドのケーキを更にうすーくスライスしてしまうメアリーぇ・・・
ラズベリーがいっぱーーーい!!チョコレートとクレーム・オ・ブールがサンドされているスポンジもいいなぁ。これを紅茶やコーヒーと一緒に食べることが出来たらどんなに最高か。最高かよ。フィリングにもデコレーションにも使えるクレーム・オ・ブールは万能_φ(・_・
これで、ブリティッシュベイクオフシーズン4の再放送が全て終了しました。Dlife上では3回目の放送でしたが、全くの初見で見るのとお菓子の知識を持って改めてみるのと、思い切って音声を英語に切り替えて見たりすることでそれぞれ違う発見があったのではないかと思います。
そしてそして!!!!
次週1月14日からいよいよ新しく吹き替えされるブリティッシュベイクオフ シーズン6が始まります!!いやっほーーーーい!待ってましたーーー!!!こちらは Dlifeで始めて放送されるシーズン。新たなアマチュアベイカーによる本気のベイクバトルを日本語で視聴することが出来ます。見逃し配信だって(多分)あります!楽しみ。ああ、本当に楽しみです。1月14日が待ち遠しいですね〜〜〜。
●マスタークラス中に出てきた用語解説
イギリス南東部に位置するイングランドのサセックスという地方発祥のプディング。ポンドという言葉の意味の通り、出来上がったプディング生地を切ると中から溢れんばかりのソースと果汁が出てきてお皿が湖になってしまうようなプディングです。
スエット
牛の腎臓周りについている脂肪。ケンネ脂といいます。なんてマニアックな部位、と思ってしまいがちですがイギリスではバターより安価な油脂分として昔から使われていたのだそうな。プディングに限らず他のケーキや料理にもたまーに登場します。
料理用の青りんご
またの名をクッキングアップル。りんごには大きく生食用と料理用の2種類があり、イギリスで多い料理用のりんごには青りんごのブラムリーやグラニースミス等があります。日本でよく見かけるクッキングアップルには紅玉やジョナゴールドなどがあります。因みに料理用のりんご…クッキングアップルはそのまま食べると酸っぱいものが多いです。
麦芽エキス
そういえば学校の給食のデザートに「麦芽ゼリー」というココアのように甘くて美味しいゼリーがあったのですが、食べたことある方はどのくらいいるでしょうか。
ポピーシード
ケシの種子。香ばしくプチプチした食感が特徴的です。あんぱんの表面にトッピングされている粒がそうです。トッピングに使われるイメージがありますがアジアやヨーロッパではすり潰してペースト状にしたりそのまま生地の中に入れてパンやケーキを焼いたりしています。
キルシュ
無色透明の洋酒。お菓子作りではシロップやクリーム、焼菓子の風味づけの為に登場することがあります。ラム酒と同様、製菓材料店で少量のものを入手することが可能です。
サクランボを使ったお酒ですが、チェリーブランデーにはリキュールに分類されるものとフルーツブランデーに分類されるものの2種類があります。リキュールタイプはカクテルの材料、フルーツブランデータイプはそのままストレートで飲んだり製菓用に使われることが多いと言われています。
クレーム・オ・ブール
フランス風バタークリーム。水と砂糖、多量のバター、メアリの場合は卵黄を使って作るクリーミーな舌触りでコクのあるクリームです。材料の組み合わせ次第で色んなフレーバーに対応出来る上に冷凍保存も出来る優れものです。ただし解凍する時は室温で、もう一度泡立ててから使うこと。