0から始める妄想ベイクオフ

イギリス菓子・紅茶・ブリティッシュベイクオフ関連についてお菓子を作ったりお店やイベントに行ったりしたことを綴っていくブログです。

ブリティッシュベイクオフ シーズン4 マスタークラス第1週目を見ました

こんにちは、びゅーんです。とうとうJAROのCMソングまで覚えてしまった。

 

ブリティッシュベイクオフ シーズン4は本編が終了し、マスタークラスが始まりましたね〜。マスタークラス第1週目のテーマはケーキとパン。シーズン4本編の第1週目と第2週目について振り返っていきます。本編の内容につきましては下記記事を参照頂ければと思います。

view-easy.hatenablog.com

 

view-easy.hatenablog.com

 

マスタークラスでは本編でベイカーの作品の審査を行ったポールとメアリーが、テクニカルチャレンジのお題になったお菓子の正しい作り方やオリジナルチャレンジ、マスターピースチャレンジのお題に沿ったお菓子作りを披露します。シーズン4のお題でどんなお菓子を作ってくれるのか楽しみ。

 

1.メアリーのスパイスオレンジケーキ

シーズン4第1週目のオリジナルチャレンジの内容はサンドイッチケーキ。メアリーが作るサンドイッチケーキは、通常のヴィクトリアスポンジケーキの生地にオレンジやスパイスを加えたものでした。

生地が型より膨らむまでオーブンから取り出さない等、教えてくれそうで教えてくれないサンドイッチティンの使い方を知ることが出来ました。

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あwwww

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大きいサンドイッチティンで焼いたケーキを2つに切ってマスカルポーネのクリームを挟んだら何層ものケーキに仕上がりました。スポンジの種類もクリームの種類も1種類だけのシンプルなケーキなのにすごく豪華にみえます!

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2.メアリーのエンゼルフードケーキ

 第1週目のテクニカルチャレンジのお題になったケーキでしたねー。ブリベイ本編では型にバターを塗ってしまったり砂糖を入れるはずが塩を入れてしまった失敗などがありました。そんなエンゼルフードケーキの正しい作り方をメアリーが披露してくれました。

なんとエンゼルフードケーキを焼く為の型がない場合の代替案が!!ケーキの型の底に空き缶を置いて固定するとか考えたことなかった;;

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ベーキングパウダーを使わず卵白の力だけでここまで高く膨らむなんて。きっと食感も軽くて味も爽やかなんだろうなぁ。いつかびゅーんもチャレンジしてみたい。

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3.ポールのオリーブブレッドスティック

第2週目のオリジナルチャレンジのお題はブレッドスティック。イースト菌を使うパンでありながら細くてカリッとさせる方法をポールが見せてくれました。ブレッドスティックのポイントは室温でゆっくり発酵させること。オリーブオイル入りの生地は余ったらフォカッチャやチャバタに使えるとのことです。それはそれで美味しそうだな〜。 

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デカ!!!!

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4.ポールのイングリッシュマフィン

第2週目のテクニカルチャレンジのお題となったイングリッシュマフィン。よく食べるけど実際のところどうやって作るんだっけ??てなったパンでしたね。

鉄板を使って焼くのがポール流。高温にしたフライパンでも代用可能だそうですが、これはホットプレートでもいけるだろうか??何を使うのにしろ、イングリッシュマフィンの表面を守る為にセモリナ粉は必要そうです。

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くーーー美味しそうーーー!びゅーんもイングリッシュマフィン食べたくなってきたーーー!

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5.メアリーとポールのチョコレートファッジケーキ

第1週目のマスターピースチャレンジのお題はチョコレートケーキですが、メアリーとポールが2人で作ったのはホワイトチョコレートガナッシュでケーキをコーティングし、チョコレートを使って派手に飾り付けしたチョコレートの為のチョコレートによるチョコレートだらけのチョコレートケーキです。すごく、チョコレートです。

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マスタークラスでは他にもお菓子をより楽しく作る為のワンポイントアドバイスのコーナーがちょいちょい入ってきます。びゅーんが今週印象に残ったのは、メアリーによる2色のクリームを使った簡単でお洒落なパイピングについてです。 

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マスタークラスはただお題にそってお菓子を作るだけでなく、ブリベイ本編でこんな感じだったけど実は…みたいに解説してくれる場面が結構あるので本編を簡単に振り返ることが出来ますね。それが個人的には面白いと思っています。

いつだか前の記事でも書いたけど、どんなに難しそうな技術でもメアリーとポールが完璧にやってみせるからなんだか自分でも出来そうなのではという錯覚を起こしそうになってしまいます(笑)

 

●マスタークラス中に出てきた用語解説

番組中に出てきた聞き慣れないお菓子や製菓材料、びゅーん的にこれ知らなかった!と思う用語などを簡単に解説します。人によっては「そんなん知ってるよ」と思う用語が出てくると思いますが何卒ご容赦の程お願い致します。

 

ヴィクトリアスポンジ

イギリスの伝統菓子「ヴィクトリアスポンジケーキ」のケーキ生地で、小麦粉・バター・砂糖・卵をほぼ同じ分量で作られています。作り方はバターケーキにほぼ似ています。

 

セルフライジングフラワー

海外で販売されている小麦粉ですが、通常の小麦粉にベーキングパウダーがあらかじめ配合されていて、主にケーキを焼く時に使われることが多いです。日本でいうホットケーキミックスみたいな感じですね〜。

 

ミックススパイス

ここでいうミックススパイスはカレー用ではなく製菓用のものでシナモン、ジンジャー、ナツメグクローブなどが使われています。イギリスの菓子・料理には欠かせないですが残念なことに日本では販売されていません。

 

クリームタータ

別名「酒石酸水素カリウム」。白色で無臭で気泡を安定させる力があり、主にメレンゲを作る時に少量使われることが多いです。製菓材料店にたまーに置いてあったりします。

 

レモンカード

イギリスではお馴染みのレモン風味のクリーム。レモンの皮とレモン汁、砂糖、バター、卵黄で作ることが出来る為、余った卵黄の処理にうってつけ。トーストに塗ったりヨーグルトに混ぜたり豚肉を炒めたりする時に使うととても美味しいです。

 

ダブルクリーム

イギリスで販売されている生クリームの一種。脂肪量はだいたい47gくらい。泡立てに使うことが出来、イギリスのお菓子のレシピでも度々登場します。

 

セモリナ粉

パスタやシリアルを作る時にも使われる黄色い粉で、デュラム小麦の胚乳という部分を粗挽きしたものです。麺類の他にパンや揚げ物、焼菓子にも使われることがあります。日本では輸入食料品店で時々見かけます。

 

チャバタ

イタリア語で「スリッパ」という意味を持っているもっちりとした食感が特徴の食事パンです。フランスでいうバゲットのような位置付け。余談ですがブリティッシュベイクオフ シーズン5 第3週目のテクニカルチャレンジのお題にもチャバタが登場します。

 

ファッジ

イギリス伝統のお菓子でキャンディのようなもの。キャラメルのような見た目ですが、キャラメルのような粘着力はなく口の中で溶けるような柔らかい食感です。これにチョコレートを混ぜたものを「チョコレートファッジ」と呼ばれます。とにかく甘い。

 

アセテートシート

アセテートはメガネのフレームの材質に使われている木材から取れたセルロースの素材と言われています。壊れにくく割れにくいのでアクセサリーを作る時にも使われたりしています。