ブリティッシュベイクオフ シーズン5 第9週目を見ました
こんにちは、びゅーんです。
体調を崩していて前回の記事からだいぶ間が空いてしまいました。やっと落ち着いてきたところで急いでこの記事を書かなければと思った次第です。第9週目のブリティッシュベイクオフのオンエア当日は雷がすごくて電波が悪く、後半殆ど映らなかったのですよね（汗;見逃し配信を何度も見返してやっと記事の構想がまとまってきました。
といっても書くことは大して変わらないのでさくっと今週のブリティッシュベイクオフについて書いていきましょう。第9週目のテーマはパティスリー。プロでさえ完璧に作るのが難しいお題がじゃんじゃか登場します。ベイカー達は持てる技術をフルで発揮しパティスリーのお題に挑戦しようとします。
オリジナルチャレンジのお題は「バクラヴァ🇹🇷」。中東で作られる表面がパリっとしていてネバネバのシロップがかかる甘いペイストリーです。バクラヴァを作る為のフィロ生地をいかに薄くすることが出来るか、というところですが…。
ナンシーが作るのは朝食によく出てくるミューズリーをヒントに思いついたブレックファストバクラヴァと、コーヒーとチョコレートのバクラヴァです。ポールが見ている。
ナンシーはチャレンジ中も「下手くそね」と自信無さげにしていましたが、ポールとメアリーからはどのバクラヴァも「見た目の焼き色は薄いが良い風味だ。」と評価されました。ポールからは「バクラヴァをよく理解している。」と言われたのに後からナンシーは「好きじゃないの、バクラヴァって。」とコメント。ええぇぇ〜！？
テクニカルチャレンジのお題はポールのレシピから「シヒトトルテ🇩🇪」というお菓子。またもベイカーにとって未知のお菓子が登場しました。シヒトトルテはドイツ伝統の、生地が層状になったお菓子なのですが ……この画像の断面はどこかで見たことあるぞ？と思ったら番組の方から答えを教えてくれました。そうだ、バームクーヘンだ！これはケーキ版バームクーヘンだな！！
ポールのレシピでは、丸い型の中に薄い生地を1枚敷いて焼き色がつくまでグリルで焼くという工程を20回繰り返して行います。そうなると型の中には20層にもなる薄いケーキがビッシリです。今週のテクニカルチャレンジで1位を取ったのはルイ。見事制限時間内にケーキを20層分焼き、チョコレートのツヤが綺麗な高さのあるケーキを作ることに成功しました。
マスターピースチャレンジのお題は「アントルメ🍰」。アントルメはフランス語で「食後のデザートとして登場する甘い菓子全般」という意味ですが、ベイカー達が作るのはケーキ屋さんで見かけるような芸術品のような超繊細で豪華なケーキで、スポンジケーキだったりチョコレートだったりムースだったりありとあらゆる素材が詰められた見た目も味も楽しいケーキです。
下記URLのようなケーキを想像するとよりわかりやすいかと思います↓↓
アントルメ | パティスリー･サダハル・アオキ・パリ | pâtisserie Sadaharu AOKI paris
今週スターベイカーを獲得したのはリチャード！また貴方か！しかも5度目。すげーな！！！このボツボツした蕁麻疹のような物体はスポンジケーキ。このスポンジケーキの上にグレープフルーツのムースを乗せるというのです。
マスターピースチャレンジでリチャードが作ったアントルメ達。ケーキの層をはっきりアピールすることが好評価に繋がりました。ヘーゼルナッツ・モカのアントルメと水玉模様が印象的なピンクグレープフルーツのアントルメ。どっちも美味しそうだなぁ。
一方、決勝に進むことが出来なかったベイカーはチェトナ。風味使いが非常に上手く今まで高い評価を得た作品を沢山作ってきましたが、今回は力及ばず。うぅぅ、とても残念。マスターピースチャレンジではムースが固まらず苦戦する場面がありました。
チェトナがマスターピースチャレンジで作ったカプチーノのアントルメの味は美味しいと言われた一方で、もう1種類作ったチョコレートとオレンジのアントルメはケーキの層が目立たず味もチョコレート一辺倒という苦しい結果になってしまいました。
ここで、次週のブリティッシュベイクオフシーズン5の決勝戦に進むベイカー達を改めてご紹介しましょう。
リチャード。シーズン5で最もスターベイカーを獲得した得点王です。建築家という職業柄なのか細かいところまできっちり計算する反面、自分がやってみたいと思ったことを1度やらないと気が済まないちょっと冒険家な一面もあります。
びゅーんが印象に残っているリチャードの作品は第7週目のエクレア。過去にベイカー達が失敗することが多かったお花の風味をつけたカスタードクリームの作成に見事成功し、我々視聴者を驚かせました（と思います）。
ナンシー。第1週目でスターベイカーを獲得し、お菓子に関する幅広い知識と技術を生かし様々なアイデアで作品作りにチャレンジしてきました。びゅーん的に、万人に美味しそうと思わせるような具材の組み合わせのツボを上手く突いているなーと感じるベイカーです。
びゅーんが印象に残っているナンシーの作品は第5週目のパイ。アップルパイをテーマにした3段パイはバリエーション豊富。すべて型を使わず自分の手で作ったパイの形はとてもほっこりとしたデザインに仕上がっています。
ルイ。多分当ブログで1番多く作品を取り上げたベイカーです。はい、この際言ってしまいます。推しのベイカーです！！グラフィックデザイナーのルイはお菓子のデザインがとにかくすごい。カラフルだったり大胆豪華だったり細かい作業を要するような繊細な見た目だったり。インパクトの強い作品を数多く作りました。
びゅーんが印象に残っているルイの作品は第2週目の立体ビスケット。ポールもベタ誉めの見た目と味で、立体ビスケットのテーマと画力センスと味のチョイスの親和性が高かった作品という印象があります。
誰が優勝してもおかしくない素晴らしいベイカー達の決勝戦。一体どんなお菓子が登場するのか、誰が優勝するのか、来週がとても楽しみです！！
