ブリティッシュベイクオフ シーズン5 第2週目を見ました
こんにちは、びゅーんです。
実はびゅーん、自称紅茶党としてはちょっとツライものを抱えています。偏頭痛持ちなのです。
という話は置いといて、今回は昨日Dlifeで放送されたブリティッシュベイクオフのことについてつらつら書きたいと思います。
昨日放送されたブリティッシュベイクオフはシーズン5の第2週目。テーマはビスケット。クッキーとかクラッカーとかジンジャーブレッドとかそういう類のものですね。
最初の課題であるオリジナルチャレンジのお題は「甘くないビスケット🔥」。ベイカー達は生地に思い思いのスパイスやチーズを混ぜたビスケットを作ろうとします。
実際にどんなビスケットが登場したのかちょっとだけ。ノーマンの作ったビスケットは小麦粉とバターとラードのみを使用した見た目もどシンプルなビスケットです!シンプルイズベストを体現したような感じですね。
見た目の美しさと食感が大ウケ。ポールには「レシピも仕上がりもプロのようだ」と絶賛されました。ノーマン本人曰く「奥さんには美味しいと言われなかった」ようで、ポール達のコメントを受けてノーマンはかなり喜んでいました。
ベイカーの一人、ダイアナのビスケットはなんとペイストリー生地で作るビスケットです。チャイブとパルメザンチーズを仕込んだ生地を休ませるという作業工程があります。「(生地を休ませるのに)チャイブ、時間がかかるね」とダジャレをブッこむポール。司会のメル曰く「番組史上一番下手なダジャレ」とのこと。
そんなこんなで出来上がったダイアナのビスケットですが、表裏で焼き色にムラがあること、形が不揃いであることを指摘されてしまいました。何せ今回のオリジナルチャレンジの審査のポイントは、ビスケットの形が全て均一であるかということでしたから…。
次の課題、テクニカルチャレンジでは「フロランタン🥜」が登場。ベイカー達はメアリーのレシピで挑戦します。作る数は18個と指定されていますが、やはり生地の大きさやオーブンの焼き時間などは書かれていません。
ベイカー達が戸惑う作業工程の一つが、「焼いたフロランタンにチョコレートを塗り、ジグザグ模様を付ける」という工程です。取り敢えずフロランタンの片面にチョコを塗ったはいいけど、ジグザグの模様はどのようにつけるのか。マーサが閃いたのは塗ったチョコにフォークを入れて模様を付けるという方法です。
こちらはベイカーの一人、インド育ちのチェトナ。テクニカルチャレンジではチョコレートのジグザグ模様をフォークで付けるかパイピングで付けるかで迷っていました。しかし後でポール達に指摘されたのはチェトナ自身が迷っていたチョコレートの模様とは違う箇所でした。チョコレートを塗る面を間違えてしまっていたのです。
ポールとメアリーの審査に大きく響くマスターピースチャレンジで、ベイカー達が挑戦したのは「立体的なビスケット🍪」。支えなしで立つビスケットだけで、ジオラマのようにとある1シーンを作ります。
ここでびゅーんの気に入った作品を一つ紹介します。前回のケーキ同様、ルイの作品です。
ルイの作ったビスケットのテーマは『聖ジョージVSドラゴン』
ドラゴンはチョコレートと唐辛子。それ以外はオレンジとカルダモンのビスケットです。デザインがとてもダイナミックでセンスが良く味の組み合わせもキャラクターに沿っているところが素晴らしいと感じました。ポールとメアリーも、デザイン、食感、風味について高く評価していました。ていうか、聖ジョージってもしかしてFate/Grand Orderにも出てくるあのゲオルギウスですよね!??ルイさん!?
ベイカーの一人、イアン。オリジナルチャレンジとテクニカルチャレンジでのビスケットの出来がイマイチで、脱落候補の一人に挙げられてしまっています。しかし彼はマスターピースチャレンジで起死回生となるビスケットを作ることに成功しました。
それがこちらのビスケット。テーマは『西部開拓時代』です。サボテン、馬、カウボーイ等様々な形のビスケットがバランスよく立っています。制限時間内に風味の異なるビスケットを計3種類作り、どれもさっくりしていて良い味だと評価されました。
ジョーダンの作るビスケットのテーマは「モンスターの襲撃」。ジョーダンの好きな日本のマンガからヒントを得たそうですが…なにこのモンスター見たことない!!!(笑)
メアリーが見ている。
完成したビスケットがこちら。見た目はイマイチだけど味は美味しい、という評価でした。確かに繊細なデザインかというと違うかもだけど、でもコミカル路線で考えれば可愛い見た目かと…wうーん、何のモンスターだろうこれ。
今週のテーマ「ビスケット」でスターベイカーに選ばれたのは鉛筆を挟むのが癖になったベイカー、リチャードです。オリジナルチャレンジでも評価の良いクラッカーを作り、テクニカルチャレンジでは1位になりました。
そんなリチャードのマスターピースチャレンジの作品がこちら。テーマは「海賊たち」。ビスケット同士を組み合わせることで支えなしで立たせるようにしているところがお見事。ジンジャーブレッドとピーナッツバターのビスケットも食感が良くポール達に大好評でした。
一方、惜しくも脱落することになってしまったベイカーはエンウェゾー。前回のケーキではセンスの良さをポールとメアリーに褒められていたのに…。
敗因の一つとして考えられるのがマスターピースチャレンジの時のビスケットの内訳です。エンウェゾーはフォンダンを使用したのですが、そのフォンダンは手作りではなく市販の既製品でした。更に自分で作ったビスケットも一部がしんなりとしていてサクサクした食感がなかったのです。この番組を知っている方々は、フォンダンが既製品と知った時のメアリーのすんとした表情を見た瞬間、「あ…」と何か不穏な空気を察したことでしょう。多分。
ケーキ、ビスケットとシーズン5のブリティッシュベイクオフを見ましたが、個性のあるベイカーばかりで誰が最後まで進むのか、どこで脱落するのかがまだまだ読めません。先が気になるな〜。え?次週のテーマは「パン」?ぐわーー。
因みにブリティッシュベイクオフではベイカー達のチャレンジの合間に、スーまたはメルがお菓子の歴史・ルーツについて専門家に尋ねるお菓子の豆知識のコーナーが時々設けられます。今週はアイスクリームコーンについてでしたが、番組のテーマによってはイギリス菓子のことについて紹介してくれることもありますよ〜。