本日のメニュー126:古代小麦のスコーン
こんにちは、びゅーんです。
普段より水をたくさん飲まざるを得ません。最近すぐ喉が渇くんです。
今回はびゅーんの家に残っている古代小麦を使ってプレーンのスコーンを作りたいと思います。場所によってスペルトだとかファッロだとかディンケルと呼ばれる古代小麦は現在広く出回っている小麦粉のご先祖様のような小麦で、人工的な品種改良が行われていないのが特徴です。因みにグルテンフリーではありません。
古代小麦でスコーンを作るのは初めてですがどんな仕上がりになるでしょうか。早速やってみたいと思います。
まず古代小麦と薄力粉、ベーキングパウダー、三温糖、塩を柔らかくした無塩バターと一緒に揉み込んでいきます。
そこへ溶いた卵と牛乳、ヨーグルトを合わせたものを加えて生地を一纏めにしていきます。生地がまとまらないようなら牛乳を、ベチャベチャするようなら薄力粉を加えようかと思ったのですが意外と簡単にまとまりました。水分を吸収しやすいと言われる古代小麦の効果でしょうか。。
生地を2、3回ぐらい折りたたんだらラップして30分以上休ませます。それから作業台に持っていって2.5cm厚さくらいに伸ばしていきます。
丸い5cmのビスケットカッターの先端に打ち粉をつけて生地を抜いていき、天板に並べます。スコーン作りでよく言われるのが天板に移す時に生地の側面をなるべく触らないこと、ですよね。オーブンに入れる直前に表面に牛乳を塗っておきます。
200℃に予熱したオーブンで12分から15分焼きました。おおお!!狼の口がきちんと出来ているではないですか!小麦の香ばしい匂いもしてきます。
自分で言うのもなんですが、今までびゅーんが作った中で1番見た目の綺麗なスコーンが出来たのではないでしょうか!?(爆)折角なので合わせて作ったサンドイッチとケーキと一緒に置いてみるとシンプルなアフタヌーンティーになります!!
さてさて。あとの問題は食感と味ですね。半分に割ってクロテッドクリームを乗せて頂きます!
・・・・・・・・・・。
ん!食感はやや目が詰まったパンみたいでしっとりしているもののフワフワではないです。外側はサクッとしています。かじった時にほんのりコクのある甘さを感じます。恐らく三温糖の効果かもしれません。でも強烈な甘さではないのでクロテッドクリームの味を楽しむことが出来ますね〜。
しかし時間がたつに連れてスコーンがどんどん硬くなっていきます。こうすれば硬くならないというわけではないでしょうが、もうちょっとバターと水分を加えてしっとり感をプラスしても良かったかなー。
でも普段びゅーんが扱わない古代小麦を使ってなんとか形になるスコーンが作れたので結果オーライとしましょう。こうしてまぁまぁ成功したスコーンが作れると、この先のスコーン作りが俄然楽しみになっていくものです。