0から始める妄想ベイクオフ

イギリス菓子・紅茶・ブリティッシュベイクオフ関連についてお菓子を作ったりお店やイベントに行ったりしたことを綴っていくブログです。

ブリティッシュベイクオフ シーズン6 マスタークラス第2週目を見ました

こんにちは、びゅーんです。

某お昼の番組でカレーを食べると花粉症対策になるという話がありましたね。それじゃあ花粉症の人達は「これから毎日カレーを食べようぜ」ってことになるのか!?

 

さてさて。今回もブリティッシュベイクオフについてじゃんじゃか書いていきましょう。シーズン6のマスタークラス第2週目のテーマは「パンとデザート プロのわざ」。本編でいう第3週目と第4週目のお題について振り返っていきます。本編の詳しい内容については下記記事を参照頂ければと思います。

view-easy.hatenablog.com

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1.ポールのソーダブレッド 

来ました、シーズン6のパンの回オリジナルチャレンジのお題です!しょっぱなから少し毛色の違うパン。しかもイギリスやアイルランド伝統のパンということで期待MAXです!ポールが作るのは全粒粉で作るソーダブレッド。これは…プレーンでも普通に美味しい予感!!オーブンに入れる前にパンを4分割してしまうくらい深めに切るのがポイントだそうです。

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で、デカイ…!!これが1時間もかからずに作れるパンだというのか…!!基本の作り方を押さえれば好きな具を入れて自己流にアレンジしやすいのもいいですね〜。 

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2.ポールのバゲット

今まであるようでなかったバゲットのお題がシーズン6のお題、しかもテクニカルチャレンジで登場しましたね!このバゲットの解説…全国のベイカーは相当気になったのではないでしょうか。布やらクープナイフやらあまり見慣れないアイテムが登場しましたが、作るだけなら家にあるものでも上手く代用することが出来そうですね〜。

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手作りの上手に焼けたバゲットの味は格別だろうな〜。

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3.メアリーのカプチーノクレームブリュレ

お次はデザートの回のオリジナルチャレンジを振り返ります。レシピを紹介するのはメアリーです!お題のクレームブリュレでポイントとなったバーナーを使わずにカラメルを焦がす方法をメアリーが実演しました。メアリーのやり方は固いカラメルを作ってフードプロセッサーで細かく砕いてパウダーにし、クレームブリュレの表面に振りかけるというもの。なるほど〜。

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メアリー「2時間程置いてから食べます。」

ポール「2時間!?」

メアリー「すぐには食べられませんよ。また冷やさないと。」

ポール「(´・_・`)」

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すごい…!表面の焼き色が均一だ…!!カプチーノ味とか普通に美味しそうじゃないですかー!!メアリーが完璧に作るのを見るとなんだか自分でも出来そうと思いがちですが、簡単に出来るもんじゃないだろうなー(汗;

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4.メアリーのスパニッシュウインドトルテ

シーズン6第4週目のテクニカルチャレンジのお題で登場した、全国の殆どのベイカーの目が点になったかもしれないデザートです。びゅーんも初耳でした。我々の想像するケーキというより、メレンゲによるメレンゲの為のメレンゲ祭りみたいな感じ(笑)大量の卵白から巨大なメレンゲを組み立て、耐熱性のケーキスタンド毎冷まします。うおう・・・。

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組み立てたメレンゲの中にはいちごとラズベリーの詰まったクリームがいっぱいです。すごく甘そう…。ミニサイズなら似たようなことが出来そうだけどどうかな。

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5.メアリーのホワイトチョコレートラズベリーのチーズケーキ

最後は第4週目のマスターピースチャレンジのお題からメアリーが大勢で食べれるチーズケーキタワーを作ります!これは、メアリーがホワイトチョコレートを溶かしている隙につまみ食いしようとするポール。

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ケーキの中にもデコレーションにもラズベリーがいっぱい。ショートブレッドの土台もしっかりしてそうで美味しそうなチーズケーキです!いいなぁ、食べたいなぁ…。

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ソーダブレッド、バゲットクレームブリュレ、そしてチーズケーキ。今回は日本のお菓子作り大好き層やパン職人がよく作るお菓子やパンが登場しました。マスタークラス第2週目にてメアリーとポールから学べる知識を次のお菓子やパン作りに活かせれば良いものですね…。来週も、メアリーとポールがどんなお菓子作りを実演するか目が離せません。

 

●マスタークラス中に出てきた用語解説

全粒粉

小麦の表皮、胚芽まで小麦全ての部分を粉にしたもの。普通の小麦粉と違うのは色が茶褐色である他に通常の白い小麦粉より食物繊維・ミネラル・ビタミン類が豊富なこと等が挙げられます。通常の小麦粉ほど流通していないのでお値段はちょっと高め。

 

バターミルク

元々は、クリームからバターを作る時に分離して残った液体とされていて酸味があります。レモンジュースと牛乳を混ぜて凝固するのを待って出来たものを代用品にすることも出来なくはないです。通販以外で既製品…それも日本製を探すのはかなり難しいです。

 

サワーミルク

乳酸菌で発酵させたミルクで酸味があります。ヨーグルトや乳酸菌飲料に似て非なるもの。時々バターミルクの代用品で登場することがあります。

 

フランス産の小麦粉

フランスで生産し販売されている小麦粉のバリエーションは幅広く、T○○みたいに分類されています。○○の部分は小麦の灰分率と抽出率によって異なる数字で表記されていて、数字が大きい程小麦の灰分率と抽出率が高く、ハードパンや全粒粉パン向けの生地に適しているそうです。

 

クープ

パンを焼き上げる直前に生地の表面に入れる切り込みのこと。これを行うと焼成中にパンの表面が割れるのを防ぐことが出来ます。専用のクープナイフが販売されています。

 

レモンカード

レモンの風味を加えたバターのようなジャムのようなもの。トーストしたパンやパンケーキに塗って食べたりお菓子作りや料理に使います。日本では輸入食料品店や成城石井に時々置いてあったりします。

 

フォンダン

製菓材料の1種で粘土状になっている砂糖衣です。今回のマスタークラスで登場したフォンダンは滑らかなペーストというよりシュガークラフトに使う粘土のようなペーストに近い質感。

 

イートンメス

即席で作れるイギリス伝統のデザート。イギリスのイートン校の生徒達がグラスの中のメレンゲといちごをぐちゃぐちゃにして食べたことが名前の由来という説があります。詳細は下記URLを参照頂ければと思います。↓

www.absolute-london.co.uk

ショートブレッド

水分を使わず、粉類とバターだけで作るスコットランド発祥のビスケット。パサパサした食感で少量ながら非常に腹持ちがいいのが特徴です。最近日本では輸入食料品店だけでなくコンビニでもショートブレッドを見かけるようになりました。

 

マスカルポーネ

イタリア産のフレッシュタイプのクリームチーズです。甘みがあってティラミスを作る時には欠かせません。スモークサーモンや生ハム等パンチの効く食材と一緒に食べると美味。

 

ダイジェスティブビスケット

マクビティ社が開発した全粒粉のビスケット…というのがメジャーなダイジェスティブビスケットです。スーパーに行けば簡単に購入出来、ほんのり塩味が効いているのが美味。グラハムと並んでチーズケーキの土台に使われることが多いビスケットです。こちらも詳細は下記URLにて↓

www.absolute-london.co.uk

 

サワークリーム

生クリームを乳酸菌で発酵させた乳製品で少し酸味があります。お菓子作りの他に料理で使われることもしばしば。200mlくらいの量ならば普通のスーパーで購入出来ます。

 

クロテッドクリーム(デボンシャークリーム)

イギリスでお馴染みの乳製品で、イギリスのカフェやホテルでスコーンを注文すると必ずといっていい程スコーンと一緒に提供されます。有名な産地デボン州で作られたクロテッドクリームのことをデボンシャークリームと呼びます。