0から始める妄想ベイクオフ

イギリス菓子・紅茶・ブリティッシュベイクオフ関連についてお菓子を作ったりお店やイベントに行ったりしたことを綴っていくブログです。

本日のメニュー104:シロップシャーブルーとブロッコリーのタルト【GBBO】

こんにちは、びゅーんです。

天気が安定しないとはいえ、これから涼しくなっていって欲しいものです。

 

最近色々あってびゅーん自身にも忘れられかけていたブリベイ本シリーズ。ようやく始めることが出来ましたーーーー!わーーーー。

今回はブリベイシーズン1〜3のレシピ本から、前回失敗してリベンジしたいレシピや都合により期間内に挑戦出来なかったカテゴリのレシピ、単純にびゅーんが興味を持ってやりたいと思ったレシピをチョイスしていきます。

1発目はブリベイシーズン1のレシピ本『The Great British Book of Bakingより「Blue Shropshire and Broccoli Tart」を参照してシロップシャーブルーとブロッコリーのタルトを作ります!

  

まずシロップシャーブルーとは何かについてですが、一言で言えばブルーチーズの1種です。オレンジ色のブルーチーズで、恐らくスティルトンよりも濃厚です。名前の由来について参照するレシピ本によると…もとはスコットランドで発明されてインヴァネスシャー・ブルーとして知られていたのですが、インヴァネスの酪農場が閉鎖されて以降チーズのレシピがイギリス中部のノッティンガムら辺に渡ったことがきっかけで今のようにシロップシャーブルーと呼ばれるようになったとか。

そんなシロップシャーブルーをふんだんに使用するタルトですが、どんな風に仕上がるのか楽しみです!

 

薄力粉と塩、クルミを入れてフードプロセッサーにかけます。クルミが程よくバラバラになって薄力粉でコーティングされる感じです。 

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そこへ角切りにした無塩バターを加え、バターを粉類とよく合わせます。バターを完全に溶かさないようにしないとです。

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更に冷水を入れてフードプロセッサーを回せば…なんと!生地がひとりでにまとまっているではありませんか!! 

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ラップして冷やしたら早速伸ばして型に敷き詰めていきましょう。 

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めん棒で伸ばした生地を型に敷いてフォークで底部分をかるーく刺します。ピケです。 

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今回はペイストリーを先に空焼きします。ここで空焼きに便利なアイテム、タルトストーンを使っていきたいと思います! 

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180℃のオーブンで空焼きした後タルトストーンを外して更に焼きました。焼いたのですが…やっちまいました。タルトストーンを敷くのに使ったクッキングシートを剥がした時にペイストリーが少し剥がれてしまいました。まだペイストリーがあつあつなのでこのまま冷ましておきます。

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とりあえずフィリングの準備をしましょう。今回フィリングに使うのは茹でたブロッコリー、卵と牛乳とコショウを合わせた卵液、そしてシロップシャーブルーです。随分シンプル。

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まず空焼きしたペイストリーにブロッコリーを敷き、その上にシロップシャーブルーを散らし、更にその上から卵液を注いでオーブンに入れます。 

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190℃のオーブンで25分から30分焼きました。表面にしっかり焼き色はついています。 

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ということで早速食べてみたのですが…。

あーーーーーーーやらかしたーーーーーーーー!!!!

ペイストリーの底がビショビショになっていました。うーん…思い当たる原因は茹でたブロッコリーの水分を取りきっていなかったか、一部剥がれたペイストリーから水分が染み出してしまったか。因みに味の方はなかなか!実は今回のタルトのフィリングは塩とコショウ以外これといったハーブもスパイスも入れていないのです。とにかくシロップシャーブルーの風味が口いっぱいに広がる感じです。

自己評価は100点満点ではないですが…まーいっか(ォィ