0から始める妄想ベイクオフ

イギリス菓子・紅茶・ブリティッシュベイクオフ関連についてお菓子を作ったりお店やイベントに行ったりしたことを綴っていくブログです。

本日のメニュー105:鶏肉と大麦のリゾット

こんにちは、びゅーんです。

残暑、台風一過の暑さが和らぎました。肌寒い朝が続きますね〜。

 

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、10月5日からアニメ『Fate/GrandOrder 絶対魔獣戦線バビロニア』がスタートしました。先日放送された第3話では主人公の立香達が暫く過ごすことになったウルク市街地の様子やご馳走等が描かれていましたね〜。

 

そこで、当ブログでもアニメ放送に乗っ取ってメソポタミア時代から伝えられた、あるいはメソポタミア時代をイメージした料理とお菓子に挑戦したいと思います。ただ当ブログではレシピ本を参照しあくまで「なんちゃって」な感覚で作るので、古代から伝えられている材料や道具で忠実に作られるわけではないことをご了承頂けますと幸いです。レシピ本は歴史料理研究家の遠藤雅司先生による『歴メシ!世界の歴史料理をおいしく食べる』を使用させて頂きます。

 

今回は「鶏肉と大麦のリゾット」に挑戦します。レシピ本には『レンズ豆と麦のリゾット』とあり本来はレンズ豆も使用するのですが、諸事情によりレンズ豆を省いて鶏肉をちょっと多めにしました。

まずは鶏肉から。今回は胸肉を使います。余分な皮と脂肪を取り除いたら塩とミントを揉み込み、冷蔵庫の中で寝かせておきます。最低1時間は置いておきたいところです。 

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寝かせた鶏肉と水を鍋の中に入れたら30分くらい弱火で煮込みます。

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30分たったら一旦火を止めて、ローズマリーと赤ワインビネガーを加えます。 

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細かく切っておいた長ネギと玉ねぎ、にんにくを加えたら更に大麦と塩ひとつまみを投入します。そしてビールまで入れます!さっきワインを加えたばかりなのに…。

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蓋をして弱火で大体30分から35分くらいでしょうか。だいぶ大麦がふやけて水分が飛んできました。これなら食べれそうですね!

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ということで器に盛って食べてみましょう!

・・・・・・・・。

すごくさっぱり!ハーブが効いていて一口一口がとっても軽いです。

ワインやビールの風味もあって…なんだか大人な味のリゾットです。ひょっとしたらチーズたっぷりのリゾットが好きな人からすると物足りなく感じるかもしれません。

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レシピ本ではリゾット風にアレンジされていましたが、本来粘土板に書かれていた内容ではどうやらお粥を作る為のレシピだったそうな。なるほど、この時代の主食は麦だから米の役割を果たすのも麦、麦から作られたビールも調味料に使われるのですね〜。そうそう、レシピ本で使用する材料に漠然と「大麦」と記載されていたのですが…今回びゅーんは市販の押し麦を使用しました。購入した押し麦の原料が大麦だから…まぁいいでしょ(?)