本日のメニュー78:アイスドバンズ
こんにちは、びゅーんです。
ブリティッシュプライドさん企画の『ロンドンバスでアフタヌーンティーin東京』どんな感じだったのでしょうか。行った方、感想を教えて下さいませー!
今回はイギリスのベーカリーで割と見かけると言われる菓子パン「アイスドバンズ」を作りたいと思います。アイスドバンズとは冷たいバンズという意味ではなくアイシングをしたバンズという意味で、甘いパンの表面にアイシングをかけたパンです。
歴史的な由来については下記URLにて詳細を。↓↓↓
そういえば、アイスドバンズの中にフィリングを挟んだアイスドフィンガーと呼ばれるものは、ブリベイシーズン2のテクニカルチャレンジやシーズン6の決勝戦のオリジナルチャレンジに登場しましたね〜。
普段パンは生地作りから焼きの作業まで1日で一気に作りますが、 今回は生地の発酵を低温で1晩じっくり発酵させるオーバーナイト製法でやってみたいと思います。
ではでは。早速アイスドバンズを作っていきましょう!
まずボウルの中に、強力粉と薄力粉、グラニュー糖、塩、ドライイースト、太白ごま油を入れます。材料が全て混ざるよう軽く混ぜ合わせます。
そこへ卵と温めた牛乳、ぬるま湯を入れてよく混ぜます。牛乳とぬるま湯の温度は低すぎず高すぎずといったところで。高すぎるとイースト菌が死滅して発酵しにくくなってしまいます。
生地がまとまりそうなところで更にぬるま湯を足してマッサージするようによく混ぜます。うわ〜ベトベトする〜〜。
生地を10分程作業台の上で捏ねたらボウルの中に戻して1時発酵させます。冷蔵庫の野菜室に最低8時間は入れておきます。明日の朝はどうなっているかなぁー。
−−−−−−−翌朝−−−−−−−
おおー!!かなり膨らんでいるーーー!!?
よし。早速作業台に生地を移してパンを焼く作業まで進めるぞーーー!
これを12個に分けて丸くします。測りを使えばより同じ形に出来る、はず!
2次発酵して更に発酵させます。だいぶ大きくなってきました…。
ではでは、オーブンに入れて焼きましょう!
220℃で12分焼きました。かなり焼き色がつきました。底の部分もちゃんと焼けたので生焼けの心配はなさそうです。
金網の上で20分冷ましたら、粉糖と水を混ぜて作ったアイシングをパンの上に乗せましょう。シンプルなアイスドバンズにするならこの時点で完成です!
シンプルなのもいいですが、もうちょっと華が欲しいと思った時は、更に別の色をつけたアイシングを塗ったり砂糖のスプリンクルをまぶしたりなんてのも良いと思います。
びゅーんは、シュガーペーストを型抜きしたものをアイシングが乾かない内に表面に飾ってみました。ちょっとは可愛く出来てるかな???
そうそう、暑いところに置いてしまうとアイシングが溶けてしまいます;;それが心配ですねーー…でも涼しいところに置いといたおかげでそこまでアイシングの形を保つことが出来てホッとしています。
パンは持ち上げた時に軽くてふわふわしていて弾力があります。牛乳と卵を入れたというのもあって小麦の他にも甘みを感じるリッチな感じに…!
アイシングを乗せていますが胃もたれしそうな甘さじゃありません。それと意外ですが紅茶に合います!
パン生地に具が入っているわけでもない、作り方もデコレーションもシンプルなアイスドバンズですが、素朴で程よい甘さのパンなのでティータイムに合いそうなパンです!