ブリティッシュベイクオフ シーズン6 第3週目を見ました
こんにちは、びゅーんです。
2月1日に日本とEUのEPAが発効されましたね。ヨーロッパの輸入品がちょっとは入手しやすくなるのでしょうか。
さて、今回もブリティッシュベイクオフ シーズン6についてじゃかじゃか書いていきたいと思いますが、第3週目はもうご覧になりましたでしょうか。第3週目のテーマはパン。パンと言えば審査員のポール・ハリウッドの本業。今回のテクニカルチャレンジは勿論、ポールのレシピが登場します。テクニカルチャレンジの前に、オリジナルチャレンジから見ていきましょう。
オリジナルチャレンジのお題はソーダブレッド🥤。イースト菌を使わずベーキングパウダーや重曹を使って膨らませる即席パンです。ソーダブレッドは元々アイルランドで盛んに作られたパンと言われていますが、その理由の1つとして気温の低い日が多い為発酵が進まないから代わりに重曹を使ったという説があります。
ナディアの作るソーダブレッドはメキシコ風なのですが、なんとソーダブレッドのコンセプトも使う材料も前方のキッチンにいるマットと被っています!!
メル「マットもメキシコ風のパンを作っているのよね。メキシコ対決になったわね。」
ナディア「パクられた。」
マット「そうさ。」
ナディアのパンはちょっとソーダブレッドらしくない見た目ですが、焼き方も風味もよいとまずまずの評価。やはりナディアは辛味のスパイスを扱うのが得意なのですね〜。
ウグネの作るソーダブレッドはなんとチョコレート味。甘いソーダブレッドはどうやら型破りなんだそうですが、一体どんな味になるのでしょうか。
ベーキングパウダーの匂いが強過ぎと言われなんだか先行きが不安な審査でしたがチョコレートが甘すぎなかったのがとても良かったそうです。これなら濃厚な塩キャラメルと合わせても味がクドくなさそう。食べてみたいなぁ…。
テクニカルチャレンジのお題はバゲット🥖 。バゲット!!フランスのあのパン!日本でもパン屋さんに限らずスーパーにも置いてあるアイツです。もはや説明不要!!(ぉい。そういえばバゲットはどんな風に作られているのか考えたことがありませんでした。結構難しいらしいですが…
他のベイカーの捏ねるパンと自分のパンの様子が違うことに気付いたマットですがどうやら水の分量を間違えてしまった模様。更に成形して焼いていく内に自分のバゲットが発酵不足であることにも気付きましたがもう引き返すことは出来ません。結果は10人中8位でした。
マット「ちょっと、まずいことになったね。」
オリジナルチャレンジとテクニカルチャレンジと、変わり種のお題が続いていますが、シーズン6のパンのマスターピースチャレンジのお題は難易度が桁違いに上がる超難題でした。お題は3Dのパンアート🗿。作るパンは3種類で内1種類はフィリングを入れるという条件付きです。ベイカー達はパン生地で彫刻家みたいなことを始めました。
ここでびゅーんが気に入ったマスターピースチャレンジの作品を紹介しましょう。こちらはポールの作品。彼が作るのはなんと百獣の王!!白パンの頭と全粒粉の尻尾、イチジクとクルミが入っている胴体のパン…まさに大作が生まれそうな予感がします。
どぅええええええええ!!!!!??なんじゃこりゃああ!!!!
パンだよね!これパンなんだよね!!? なんというクオリティ、誰がみてもライオンと分かる完成度の高さ。デザインとしての完成度が高いだけでなくちゃんとパンとしても美味しいという評価をもらっています。これはすごい…!!
ライオンパンがあまりにも凄すぎた為なのか、今回ポールにはスターベイカーとは別に特別賞が贈られました。審査員のポールにも「これほどよく出来たパンは見たことがない。パンを知り尽くし上手く扱っている証拠だ。」と言われる程でした。
アルビンはマスターピースチャレンジのお題を聞いて真っ先に思い浮かんだという豊穣の角(コルヌコピア)を作ろうと張り切っています。試作で大きな角を作ろうとしたら崩壊してしまったらしいですが本番では上手くいくのでしょうか…。
豊穣のパン!?失礼、角でした。その姿はまるで角から大量のパンが飛び出してきた様子みたい。司会のメルとスーからパン屋が出来そうと言われるくらいの量です。審査員のポールも5時間で沢山パンを美味しく焼ける技術には感心していましたが、その反面やり過ぎだと評価しました。それにしても本当にすごい数のパン。スタッフが1人1個持って帰れるくらいあるのではないでしょうか…。
因みにアルビンが親戚のいるアメリカで豊穣の角をよく見かけたと言っていた通り、豊穣の角またの名をコルヌコピアはアメリカのサンクスビギングデー(感謝祭)という祝日の象徴でもあります。ちょっと面白い記事を見つけたので詳細はこちらで
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マスターピースチャレンジではベイカー達がパンで様々な作品を作ってきました。その中で第3週目のスターベイカーに選ばれたのは第2週目に引き続きイアンでした。オリジナルチャレンジのソーダブレッドの出来が良く、テクニカルチャレンジで作ったバゲットは見事1位に選ばれたりと全体的に良い成績を収めました。
イアンがマスターピースチャレンジで作った作品は植木鉢に生けた花。ブラックオリーブとパルメザンの植木鉢、花はフリーズドライのラズベリーを包んだマジパン入りのブリオッシュで出来ています。シンプルに仕上げつつもしっかり焼けているという評価を受けました。 お花のブリオッシュが可愛い感じでいいなぁ。
そして第3週目で脱落したのはドーレット。1週目、2週目でなんとか次の週に進むことが出来たドーレットですが3週目で力尽きてしまいました。
ドーレットの作品は乱れたベッド。ですがメアリーには乱れた物は第1印象が良くないと言われ、ポールがパンを切ったところ一部が生焼け…。何よりドーレット自身がマスターピースチャレンジの作品を事前に練習しなかったのが痛手となってしまいました。そうえいばポールが番組中で「準備不足だと必ずボロが出るよ。」と言っていましたね。ぬあぁ…。
因みにドーレットが作った乱れたベッドはトレイシー・エミンというアーティストの作品をモチーフにしたもの。マイ・ベッドという作品があるのですがこれがなんとも斬新すぎて作品が完成した経緯も非常に生々しいものなのです。しかもオークションで落札済みなんだとか!!
ふーむ。ベイカーのポールさん、もしテクニカルチャレンジで上位に入っていたら間違いなくスターベイカーに選ばれていましたね…。それぐらい、マスターピースチャレンジのライオンパンは相当クオリティ高かったと思います。オリジナルチャレンジでも甘いソーダブレッド作りに成功してポール・ハリウッドと握手していたのに…本当に惜しかった…。
ポールさんに限らず、どのベイカーもオリジナルチャレンジとマスターピースチャレンジは失敗が少なく完成度の高いお菓子を生み出していますね…。来週以降、誰が残って脱落していくのかだんだん読めなくなってきそう。だからこそ次週を見るのがとても楽しみになっていきます!
そうそう、Dlifeで月曜日に見逃してしまってもまだ大丈夫。ブリティッシュベイクオフはDlifeの公式ページで見逃し配信としてインターネットで視聴することが可能です。まだパンの週をご覧になっていない方は是非Dlifeの公式HPを見にいってみてくださいませ!