0から始める妄想ベイクオフ

イギリス菓子・紅茶・ブリティッシュベイクオフ関連についてお菓子を作ったりお店やイベントに行ったりしたことを綴っていくブログです。

ブリティッシュベイクオフ シーズン6 マスタークラス第1週目を見ました

こんにちは、びゅーんです。

もうすぐ4月になろうとしているのになんだこの寒さはっ!!!

 

さて、3月18日でブリティッシュベイクオフ シーズン6の吹替が終了してしまいました。しかし!!本編が終了したということは…マスタークラスが始まるということじゃあないですか!!!

 

シーズン6で初めてブリティッシュベイクオフに触れたという方もいらっしゃると思うので改めて説明しましょう。ブリティッシュベイクオフ マスタークラスとは、ブリティッシュベイクオフのスピンオフもの。シーズン本編で審査員を務めたメアリー・ベリーとポール・ハリウッドの2人がシーズン本編に登場したお菓子…例えばテクニカルチャレンジのお題になったお菓子やメアリーまたはポールが考案したオリジナルチャレンジやマスターピースチャレンジのお題に沿ったお菓子をカメラの前で実際に作りながら解説するというものです。

シーズン6で登場したお菓子を2人がどんな風に作るのか目が離せません。お菓子作りで役に立つテクニックや知識を学ぶ機会でもあります。

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マスタークラス第1週目のテーマは「ケーキとビスケット プロの技」で、シーズン6本編の第1週目と第2週目のお題に沿ったお菓子が登場します。本編の詳しいお題と内容につきましては下記の記事を参照頂ければと思います。

view-easy.hatenablog.com

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1.メアリーのマデイラケーキ

マデイラケーキはシーズン6第1週目のオリジナルチャレンジのお題に選ばれたイギリス伝統のシンプルなケーキです。メアリーが作るマデイラケーキは生地にレモンの風味を付け、レモンの皮の砂糖漬けをトッピングしたもの。びゅーん的に注目するところはやはりレモンの皮の砂糖漬けを作る作業でしょうか。100℃のオーブンで1時間くらい焼いて作る砂糖漬けは叩いたり落としたりすると音がするくらいの硬さに仕上がるようです。

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特にデコレーションをしていないのに、凝ったレイヤーケーキとかでもないのにこんなに美味しそうに見えるのは何故!!?

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2.メアリーのくるみのケーキ

くるみのケーキはシーズン6第1週目のテクニカルチャレンジのお題になりました。ベイカー達が試行錯誤しながら作ったあのくるみのケーキは果たして本当はどのように作るのが正しかったのかメアリーが実践しました!びゅーん的に気になったのは湯煎で作るメレンゲアイシング。メレンゲに水?と思いますが、水は砂糖を溶かす為に使うということだったのですね。成る程〜〜。

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メレンゲアイシングの中に隠れたくるみのケーキ生地がとても美味しそう…!コーヒーアンドウォールナッツケーキを食べて以来、くるみの入ったケーキが好きになったのでこれは是非機会があったら作ってみたいです。

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3.ポールのヘーゼルナッツとオレンジのビスコッティ

お次はポールのターン!作るのはシーズン6第2週目のオリジナルチャレンジのお題でビスコッティです。そういえば、びゅーんの自宅の近くの和菓子屋さんでは何故か和菓子の他にビスコッティを売っているのです。何故だか無性にあの和菓子屋のビスコッティが食べたくなる時があるんですよね…。

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二度焼きをすることで歯応えのあるビスコッティですが、メアリーは「コーヒーと一緒に食べる派」に対しポールは「コーヒーに浸して食べる派」と食べ方に違いが…!でもメアリーはポールに勧められた「ビスコッティをコーヒーに浸して食べる」方法を気に入ったそう。皆さまはどっち派でしょうか。因みにびゅーんはビスコッティはポールと同じく「コーヒーに浸して食べる派」です。

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4.ポールのアルレット

次にポールが作るのはアルレット。シーズン6第2週目のテクニカルチャレンジのお題のビスケットです。第2週目にしてパフ・ペイストリーが登場したことに驚きましたが更に驚いたのは生地の作成方法です。通常のパフ・ペイストリーは冷たいバターを生地で折って包む方法で作られますが、ポールが作るアルレットはなんと冷たいバターで粉類や卵の入った生地を包むという方法です。勿論、バターが冷たい内に手早く作業をしないと大変なことになります。スピード命!真夏に作るのに向いていない(笑)

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薄くてサクサクそうな見た目でシナモンと砂糖が満遍なくぎっしり詰まったアルレット。すごく美味しそうです…。源○パイみたいな食感なんでしょうか。気になるー!

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5.メアリーのブラックフォレストケーキ

マスタークラス第1週目の最後に作るのはブラックフォレストケーキです。シーズン6第1週目のマスターピースチャレンジのお題になったケーキですね〜。どのベイカー達も美味しそうなケーキを作っていましたが、メアリーが作るブラックフォレストケーキも画面の向こうに行って食べに行きたいくらい美味しそうなケーキです。

作る生地は勿論チョコレートケーキの生地。そこからチェリーのジャムとホイップクリームのパイピングとデコレーション用のチェリーとチョコレート細工などやることが多いこと多いこと。

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ようやく完成したケーキを前にすぐさまナイフを取り出すポール。

メアリー「もうちょっと待って。コーヒーと一緒にいただきましょ。」

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一言だけコメントするならこんな感じ。「ケーキ屋さんにこれがあったらホール分まるまる買うわ!!!!」

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マスタークラスではシーズン本編のお題に沿ったお菓子やパン作りの他に、ポールやメアリーによるちょっとしたお菓子またはパン作りのアレンジやコツを紹介するコーナーがたまに入ってきます。今回は、ポールが編み込みパンの編み込み方を伝授!!

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本編ではあまり見られないポールとメアリーの掛け合いがたっぷり見られるのもマスタークラスの醍醐味ですね〜。なんだか漫才やっているような感じがしてなりません(笑)次週はパンとデザートをテーマにしたお菓子が登場する予感。あのお菓子とあのお菓子の正しい作り方は何だったのか…!要チェックです

 

●マスタークラス中に出てきた用語解説

番組中に出てきた聞き慣れないお菓子や製菓材料、びゅーん的にこれ知らなかった!と思う用語などを簡単に解説します。人によっては「そんなん知ってるよ」と思う用語が出てくると思いますが何卒ご容赦の程お願い致します。

 

アーモンドパウダー

アーモンドを粉末状にしたもの。アーモンドプードルという名称の粉もありますが、プードルというのは「パウダー」をフランス語に変換しただけなのでパウダーでもプードルでも性質は殆ど同じです。

 

セルフライジングフラワー

海外で販売されている小麦粉で、最初からベーキングパウダーが配合されています。日本では販売されていませんが、薄力粉110gあたりベーキングパウダー3gを加えれば限りなく近いものを作ることが出来ます。

 

マデイラ酒

ポルトガルマデイラ諸島で造られているワイン。甘口でデザートワインとして用いられる…と思いきやマデイラ酒でも種類と味は甘口だったり辛口だったり結構多いようです。

 

クリーミングメソッド

初めにバターを柔らかくしてクリーム状にほぐしてから砂糖、卵、粉類を加えていくバターケーキ生地の作り方。軽めでふんわりした生地を作ることが出来ます。

 

キャラメリゼ

砂糖を熱してカラメル状にすること。カラメル状にした砂糖に食材を絡めてキャラメルコーティングをします。火傷に注意。

 

ワックスペーパー

水にも油にも強い薄い紙。パラフィン紙とも呼ばれています。お菓子作りやお弁当作り、ラッピングなどあらゆる場面で使うことが出来る優れものです。最近では製菓材料店から100均まで色んな柄のワックスペーパーがありますね~。

 

バニラエクストラク

バニラビーンズを直接アルコールに漬けて香りを抽出したもので、人工香料を使っていないものが多いです。海外ではバニラエッセンスよりバニラエクストラクトの方がよく見かけるのだとか。

 

卵白安定剤

別名「クリームターター」。卵白に少量加えると固まりやすいメレンゲを作ることが出来ます。製菓材料店や通販で入手可能。レモン汁で代用出来るらしい…という噂を聞いたことがあるのですが本当なのでしょうか…。

 

二度焼き

言葉の通り、2回オーブンないしオーブントースターでお菓子やパンを焼く方法。二度焼きを必須とするお菓子はビスコッティの他にラスク等が挙げられます。

 

パフ・ペイストリー

折り込みタイプのパイ生地。アメリカンなアップルパイ、ミルフィーユ、デニッシュ等の生地が該当します。作り始めてから完成するまで非常に手間も時間もかかるので、面倒に感じたら素直に冷凍パイシートを購入するのもアリだと思います。

 

キルシュ

発酵させたサクランボの果汁から作られた洋酒。カクテルに使われる他、お菓子作りではケーキやクリーム等の風味付けによく使われ、製菓材料店に行けば少量サイズのものが置いてあります。