0から始める妄想ベイクオフ

イギリス菓子・紅茶・ブリティッシュベイクオフ関連についてお菓子を作ったりお店やイベントに行ったりしたことを綴っていくブログです。

Galettes and Biscuits出版お祝いお茶会に参加してきました

こんにちは、びゅーんです。

言いたいことや考えていることが上手くアウトプット出来ない。びゅーんの悩みのタネです。

 

今回は、イギリス菓子と紅茶のお店でお馴染みのタイニートリアさんが企画されたお茶会について書かせて頂きたいと思います。どんなお茶会かと言いますと、お菓子教室「Galettes and Bicuits」を運営されている安田真理子先生のご本の出版をお祝いするお茶会で、安田先生が出版された本2冊に出てくるお菓子を作って安田先生や参加者の皆様とお菓子を囲んでワイワイ楽しみます。すごくありがたいことに、タイニートリアさんが募集した一般公募枠で参加することが出来ました!

 

安田真理子先生が出版されている本は「BRITISH HOME BAKING  おうちで作るイギリス菓子」と「イギリスお菓子百科」の2冊。恐れながらびゅーんもこの2冊に載っているレシピでお菓子を作らせて頂いたことがあります。

view-easy.hatenablog.com

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お茶会の場所は勿論、人形町にあるタイニートリアさんです。このお茶会の為に貸切り営業になっています。いつ来てもこの雰囲気はほんわかして良いですな〜。

20人ちょいくらいのお客さんとお菓子がどんどん集まってきます。

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前半は安田真理子先生によるデモンストレーションです。うはーー!タイニートリアさんの厨房に土足で上がってしまった〜〜!!この日安田先生が披露して下さったのはジャムローリーポーリー作り。ジャムローリーポーリーとはスエットと小麦粉の生地にジャムなどの甘い具材や調味料を敷いて巻くプディングの1種。なんと安田先生はそんなジャムローリーポーリーの仲間を4種類も作って下さりました!

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画像の真ん中にある2つのプディングはノーマルなジャムローリーポーリー。食べ比べをして欲しいと、安田先生はスエット版とバター版の2種類を作ってくれました。画像の手前にあるプディングはジャムの代わりに切ったリンゴを敷いたローリーポーリーでその名もアップルボルスター。ボルスターとは長枕を意味しています。そして画像1番奥の牛乳に浸かっているプディングホーリーゴグプディング。バットの中の牛乳はオーブンで焼くとキャラメル風味のソースのように煮詰まるんですって!生地の中にあるのはゴールデンシロップ。これは…美味しい予感!!

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ジャムローリーポーリーの詳しい説明については下記URLを合わせて参照頂ければと思います!

www.absolute-london.co.uk

 

後半はプディングを焼いている間に皆でティータイムです。見よ!!このテーブルにずらりと並んだお菓子達を…!!このテーブルにあるのは全てイギリス菓子!!そしてその8割は今回のお茶会の参加者の皆様が手作りして持参してきたものなのです!!!! まさに圧巻です…!!

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因みにテーブルに並んだお菓子はこれだけありました(抜けがあったらごめんなさい!!;)

・キャロットケーキ

・レモンドリズルケーキ

・チョコレートとズッキーニのケーキ

・チェリーオーツトレイベイク

ウェルシュケーキ

コーニッシュパステ

・マーマイトスコーン

・クレソン&チーズスコーン

・オーツクッキー

マカルー

・ジンジャーショートブレッド

・コッテージソーダブレッド

・ミニレモンメレンゲパイ

・ベイクウェルタルト

・ヨークシャーカードタルト

・ジプシータルト

・トリークルタルト

・イブスプディング

 

え…?なにこれすごくない…?ビュッフェに来ちゃったかなと錯覚するくらいバリエーション豊富です。事前に打ち合わせしていないのに参加者の皆様が持参したお菓子の種類が何一つ被っていないのです。それだけイギリス菓子はチャレンジしやすいお菓子の種類が沢山あるってことなんですね!

美味しい…とっても美味しい、どれをとっても美味しい、思わず顔がにやけてしまいます。びゅーんの周りの人達もすごく楽しそうにお菓子を食べていました。

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そうこうしている内にプディングが焼けたーーーー!!!先程のデモンストレーションのプディング4種類となんかでっかいプラムプディングが!!!!!あ、どうしよ。調子乗ってお菓子色々食べちゃったからお腹が…でも、でもあのプディング達は食べるんだーーーーー!!!! 

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切り分けたプディングの写真を撮り忘れました。すみません;ほんとガッつき過ぎですねびゅーんは;人生で初めてスエットの入ったお菓子を食べたのですが、なんというか甘い感じがしないちょっとさっくりとしたというかジャンキーというか、そんな感じの印象を受けました。バター生地はやはり濃くてリッチな感じでしたね〜。アップルボルスターはリンゴの酸味が効いていて食べやすいし、ホーリーゴグプディングは甘くてとっても美味しいです!プラムプディング(言っちゃなんですがクリスマスプディング)は洋酒の風味が濃い〜〜〜!!

プラムプディングの中にはペンスコインが中に入っていて見事掘り当てた人には安田先生手作りのビスケットの詰め合わせがプレゼントされました。びゅーんは残念ながら当たりませんでした(笑)

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お茶会中に安田先生が「イギリス菓子を通じて人と繋がるのが楽しい」と話していたのが印象的でした。今回のお茶会もイギリス菓子が好きでGallets and Biscuitsのレシピが好きな人達が集まって、ただ集まるだけじゃなくて簡単に作れる美味しいお菓子を食べて「このお菓子はこんな風に作れて…」と会話が弾んで…。こんな光景を作るのが楽しいのかな、なんて思いました。上手くまとまりませんが。

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正直に言うとタルトもマカルーンも綺麗な見た目じゃないしなんかコンパクトサイズだし、これはガッカリされるだろうな笑われるだろうなと思いながらお店に行き、恐る恐るお菓子を見せました。しかもその後まさか全員のテーブルに切り取られたジプシータルトが配られるなんて…!!でも他の参加者の方から「美味しい」と言われたり「これどうやって作ったんですか?」て質問されたりしたもんだから予想と違った反応に逆にびゅーん自身が内心驚きました。安田先生も「あれで大丈夫!」と言って下さったし…。みんなすごくあったかい…(涙)

美味しかったと直接言われるのはすごく嬉しいです。本当に嬉しいです。それが例えお世辞であったとしても。もっとびゅーん自身が堂々と出来るよう精進しないとなぁ。

 

改めて安田真理子先生、ご本の出版おめでとうございます!イギリス菓子の素晴らしいレシピを教えてくださりありがとうございます!! そしてタイニートリアさん、素敵なお茶会を企画してくださりありがとうございます!!!