土壇場でタータン展に行ってきました
こんにちは、びゅーんです。
関東に降っているのは…まさかの雪!?と思ったらすぐ止むんですけどね…。
とある展示会のお話を聞いた時、初めは興味を持ちつつやっぱり無理して行かなくていいかなーと思っていたのですが、びゅーんが通うイギリス菓子のレッスンの生徒さんから話を聞いてからやっぱり行きたくなり、時間を見つけて行ってまいりました!
そう…タータン展に!!!!!!
チケットがギザギザ模様でなんだか布の切れ端を彷彿とさせて可愛いです。紙製ですが(笑)
タータンは日本でも洋服や雑貨など日常生活のあちこちで見かけるデザインですが、スコットランドのハイランド地方では長く続く氏族クランを象徴する織物のデザインでもあり、何十何百通りものタータンの模様があります。織物に使われる色にテーマがあり、使う色の位置もきちんと計算されていて一色一色に意味が込められているのだとか。
タータンにまつわる歴史の紹介から始まり、スコットランドの風刺画家ジョン・ケイの作品から選び抜かれたスコットランドのロウランドやタータン衣装にまつわる作品を見たり、これまでスコットランドのタータン協会に登録されているタータンのデザインを色々見ることが出来ました。登録されているデザインの中にはイギリスのある地方を象徴するデザインの物やミリタリー・タータンと呼ばれる特定の軍隊に所属していないと身につけることの出来ないタータンなんかがありその種類も非常に豊富でした。あ、展示されているデザイン一覧の中には昨年英国展を開いた伊勢丹でお馴染みのイセタンタータンもありました。
びゅーんが印象に残ったのは後半部分に展示されていたタータンを使ったデザイナーのドレスやキルトスカート、シューズといった衣装ですね〜。こう、言葉でうまく説明しづらいのですがドレスまるまるタータン柄で仕上げたりスカートのさりげないワンポイントとしてタータン柄を取り入れたりと使いかたは多種多様だったのですが何故かどれも悪目立ちせずお洒落に出来ている感じなのです。うわぁ、このセーターとスカート可愛い!いいなあ着てみたい〜でもこれウエスト細すぎだよーーーーー!!!!?
お土産にタータン柄のクリアファイルと、タータンといえばスコットランド…スコットランドといえばショートブレッドということでショートブレッドを購入しました。
お土産コーナーには今回のタータン展のカタログや缶バッジ、タータン柄の手帳なんかも置いてありましたよーー。
いやー…面白かった。タータン柄は可愛いだけじゃなくてどこかビシっとしまっていてカッコイイ感じが気に入っていて、びゅーんもタータン柄の入った服や雑貨を持っています。単なる可愛いデザインだけでなく、模様1つ1つの意味や沢山の種類があることを知ることが出来ました。どのデザインも魅力的ですがやっぱりロイヤルスチュワートが好みだな〜。
タータン展は東京都のJR三鷹駅から徒歩ですぐに入れる三鷹市美術ギャラリーで2月17日まで開かれています!展示物は少なすぎず多すぎずという感じなので、美術鑑賞が少し苦手な方も疲れずに楽しむことが出来るのではないかと思います。残り日数はあと僅かですがいかがでしょうか。ジブリの森美術館だけじゃなんだか物足りないわー、と思う方も是絵!(?)