0から始める妄想ベイクオフ

イギリス菓子・紅茶・ブリティッシュベイクオフ関連についてお菓子を作ったりお店やイベントに行ったりしたことを綴っていくブログです。

本日のメニュー133:トライフルもどき

こんにちは、びゅーんです。

紅茶を消費しきる側から新しい紅茶が増える。

 

トライフル…イギリス🇬🇧でよく食べられる簡単スイーツ。容器の中でスポンジケーキ、カスタード、クリームが段々に重ねられたパフェみたいなお菓子です。

さて、表題のトライフル『もどき』とはどういうこっちゃと思いますが…次の画像を見て頂ければすぐお分かり頂けるかと思います。

 

今回はスポンジケーキではなくこちらのクレープの皮を使います。このクレープの皮、先日上野のドンレミーアウトレットで購入したものです。スポンジケーキの切れ端の詰め合わせとかどら焼きの皮もありますが...あれはすぐ無くなってしまうので欲しい場合は開店時間に合わせて行かないと厳しいでしょう。

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クレープの皮を重ねてある状態のままグラスの底部分に合う大きさのビスケットカッターで型抜きして、グラスの底に入れます。グラスの外側に向けて隙間が出来るので必要なだけクレープの皮を取って隙間を埋めていきます。

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次は簡易的ですがゼリーを作ります。ふやかした粉ゼラチンを湯煎にかけて完全に溶かしたところにエスプレッソソースを入れてよく混ぜます。粗熱が取れたらグラスに入ったクレープの皮の上に垂らします。あとは仕上げの作業まで冷蔵庫に入れて冷やしておきます。

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次にカスタードを作ります。卵黄とグラニュー糖、途中で上新粉を加えてよく混ぜます。…コーンスターチが無かったのです(汗💦

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そこへ温めた牛乳を少しずつ加えながら混ぜていきます。一気に入れると卵黄が熱されてしまうので3、4回に分けて牛乳を入れていきます。

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ここからが手の離せない作業…!鍋に戻したカスタード液に熱を通す作業です。程よい滑らかさになるまでひたすら鍋の中でカスタード液をかき混ぜます。火からおろすのが早すぎると後で冷やす時の固まらないですし、火にかけすぎるとスクランブルエッグみたいになってしまいます。火からおろしたカスタードにバニラエッセンスを振りかけたら急いで密着ラップをして冷蔵庫へ!!

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次はクリームの用意です。といってもこれはホイップクリームとグラニュー糖と洋酒をよく泡立てればOKです。

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さて、これで全ての具材の準備が整いました。ゼリーを垂らしたクレープの皮の上にカスタード、さらにその上にクリームを乗せます。

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最後にコーヒーモカビーンズをトッピングして完成です!ささ。早速食べてみましょう。

・・・・・・・・。

ん!ホイップクリームの甘味でカスタードがすごく食べやすく感じます。クレープの皮はー…まぁクレープの皮な味でした(笑)本来のトライフルの食感を味わいたければやはりスポンジケーキの生地が1番ですね〜。

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トライフルは、イギリスでは家庭で簡単に作れるお手軽デザートみたいな位置付けであると言われてるからいざ作ってみると…なんだこれは!!スポンジケーキは焼くわ1からカスタードを作るわクリーム泡立てるわで手間かかるじゃないか!!と思ってしまいます(汗💦

因みにイギリスではスポンジケーキとカスタードパウダーとクリームがあらかじめセットになってる簡単キット的なものがあるそうですね。。

 

とはいえ、トライフルはケーキ生地、カスタード、クリームさえ揃っていればフルーツを盛ったりゼリーを入れたり何でもありだそうです。つまり作り手の数だけ様々な種類のトライフルがあるのですね。。