ブリティッシュベイクオフ シーズン6 第7週目を見ました
こんにちは、びゅーんです。
またも更新がギリギリになってしまいました。ごめんなさいーーーorz
ブリティッシュベイクオフ シーズン6も後半戦。ちょっとのミスが脱落に繋がってしまうシビアな展開になってきました。第7週目のテーマは「ヴィクトリア朝」というなんだかエレガンスなテーマ(!?)です。初めて取り上げられるテーマですね…大英帝国ヴィクトリア時代に流行ったお菓子達がお題に登場するそうですが一体何が出てくるんだろう。楽しみです!
気になるオリジナルチャレンジのお題は「ジビエの入ったゲームパイ🦌」。ジビエとはフランス語で、狩猟によって捕獲された野生の鳥獣を指す言葉です。英語圏ではゲームと呼ばれています。だからお題の名前もゲームパイなのです。
学校の料理コンテストで優勝して以来「バードガール」というあだ名が付けられていたフローラ。オリジナルチャレンジでは雉と鳩と兎の肉でゲームパイを作りました。ですがフローラはパイの中にジビエを詰めすぎてしまいます。
パイの中のジビエの温度が上がらないことに焦るフローラ。他のベイカー達も心配そうにしています。
マット「オーブンに戻した方がいい。」
フローラ「(オーブンの温度を)220℃にしようかしら。」
ポール「220℃に?ペイストリーが焦げる。」
ポールが危惧していた通り、確かにペイストリーの周りは焦げてしまっていました。が、フィリングはというと鳩のお肉以外は柔らかめだというコメントをもらいました。予想よりこっぴどい評価を受けなくてフローラはホッとした様です。。
多種多様なジビエが登場する、びゅーんが個人的に見ていて面白いと感じたオリジナルチャレンジでした!さて、次のテクニカルチャレンジではどんな無茶振りお題が待っているのでしょうか。
お題は「テニスケーキ🎾」。フルーツケーキの上にマジパン的なもの、更にその上にシュガーペーストとロイヤルアイシングでテニスコートのデコレーションを施します。どうやらメアリーが自身の所持しているアンティークレシピ本から見つけたそうですが…
今回のテクニカルチャレンジでは、既製品として販売されていることが多いシュガーペーストも1から自分で作ります。ナディアはつい最近自分でシュガーペーストを作ったことがあったのでその辺のチャレンジはちょちょいのちょいです。が、デコレーション作りでテニスコートを思い浮かべるのに苦戦している様。
スー「テニスしたことは?」
ナディア「あるけど、ラインは覚えてない。」
終盤ではフルーツケーキとシュガーペースト、そしてロイヤルアイシングを組み立てますが…。
ナディア「それどうしたの?アイシング?黄色いわ。」
マット「ああ、オーブンに入れ過ぎた。」
ナディア「オーブン!?」
マット「………、ぁぁ。」
因みに今回のテクニカルチャレンジでナディアは1位を取りました。ナディア、シーズン中盤からテクニカルチャレンジの成績も上がり始めていってますね〜。
番組中ベイカーのフローラが言う通り、至るところでゼラチンが登場するヴィクトリア朝のお菓子や料理ですが、マスターピースチャレンジでもやはりゼラチンを使うお菓子が登場しました。
ポールとメアリーが選んだお題は「シャルロット・リュス👒」。シャルロットはレディフィンガーまたはビスキュイ生地で周りをぐるっと囲い、中にクリームや果物などのフィリングを詰める女性の帽子をイメージしたデザート。中のフィリングをゼリーやババロアにした物はシャルロット・リュスと呼ばれたりしています。周りの生地をリボンで固定してあるシャルロットもありますが、今回は自力で立っていなければいけません。ただでさえブルブルなババロアやゼリーを使うのに…ひぃ…。
ここでびゅーんのお気に入りのマスターピースチャレンジの作品をご紹介しましょう。イアンのシャルロットリュスはなんと王冠を模したような作品!制限時間ギリギリまでデコレーション作業を頑張っていました。
おお…!目を惹くデザイン…!!ババロアはルバーブ味。ゼリーはジンジャー味、コンポートを上手く層にして使っているようです。味のバランスが良いと言われていましたね!
メアリー「圧巻ですね。女王もお喜びになる。」
この作品には他のベイカー達も感心しスタッフ達も拍手を送っていました。遠目からでも目立つ!
第7週目のちょっと変わったお題を制し、スターベイカーを獲得したのはタマール。タマール、ついに念願のスターベイカーを獲得しました。オリジナルチャレンジではフィリングでバランスの取れた味付けに成功し、このようにポールから握手を求められる場面がありました!
マスターピースチャレンジではレディフィンガーにもトップのゼリーにも鮮やかで美味しそうなデコレーションを施していましたが、びゅーんが驚いたのは土台の構造です。なんと土台はレディフィンガーのスポンジではなくゼリーだったのです。レディフィンガー以上に不安定なのにゼリーがしっかり固まっていたので崩れていません。それがすごい!
そして反対に脱落してしまったのは第6週目でスターベイカーを獲得したばかりのマット。マットにとっては作り慣れないお題ばかりで奮闘していましたが、どのチャレンジでも上手くいかず玉砕してしまいました。
ポールが手伝いに駆けつけるものの、マットのシャルロット・リュスは途中で側面のレディフィンガーが割れてしまっていました。トップのゼリーもちゃんと固まっていません。幸い、ババロアはいちごの味がしてよく出来ているという評価を受けましたが…審査員のポールは「完璧なシャルロット・リュスになる素質はあったが、全てにおいて惜しかった。」とコメントしました。
マット…。もし完璧に出来ていたら今日本で始まっているいちごフェア的なイベントで大受けするシャルロット・リュスになっていたかもしれないな…。
さて、来週はいよいよ準々決勝。テーマは過去のシーズンでも完璧なものを求められてきた「パティスリー」になります。見た目を重視するフローラは大張りきりかもしれません。派手なデコレーションが目を惹くタマール、繊細なデコレーションが得意なポールがどんな作品を作るのか楽しみです。もちろん独特の風味が持ち味のナディアや、整った見た目と計算された味を作り出すイアンにも目が離せません!