ブリベイ本でベイカー達の作品を作ってみよう!シーズン1まとめ
こんにちは、びゅーんです。
時間はあっという間に過ぎていくものですね。年末になるといつも「もう今年も終わりなのか!」と言ってしまうものです。
さて、2018年の9月から12月にかけてひっそり挑戦し続けていた『ブリベイ本でベイカー達の作品を作ってみよう シーズン1』が一通り終了しました。本日は、びゅーんが今まで「The Great British Book of Baking」で挑戦したレシピ12種類について実際のレシピ本の目次通りに振り返っていきたいと思います。
難易度…びゅーんが今まで作ったお菓子の作業工程について振り返り、ほぼ独断と偏見で☆〜☆☆☆までの単位で考えました。
自己満足度…あくまでびゅーんの自己評価のようなものです。レシピそのものについての良し悪しを評価しているわけではありません。
☆BISCUITS AND TEA TIME TREATS
最初のカテゴリーはビスケットとお茶請けに合う簡単なお菓子についてです。ショートブレッドやチョコレートブラウニー、バナナブレッドの他に、コーニッシュフェアリングやウェルシュケーキ、オートケーキなどイギリスならではのお菓子のレシピが掲載されていました。
Annetha’s Moulded Shortbread Biscuits
難易度:☆
自己満足度:☆
ショートブレッド生地は生焼けにならず、程よい固さになって美味しく食べることが出来ました。ただ必要な材料が足りなかったりモルドを用意できなかった為、レシピ本にある見本からかけ離れた見た目のショートブレッドになってしまったことが悔やまれます。なので自己満足度は星1つです。
Louise’s Mini Macaroons
難易度:☆☆☆
自己満足度:☆
びゅーん惨敗の回その1。卵白と絞り袋の扱いに悪戦苦闘しました。マカルーンの表面が酷い上にカラカラボロボロな感じで、ただただアーモンドの味がする甘いお菓子になってしまいました。マカルーンもといマカロン作りについてはよく勉強しないとなぁ。
Jonathan’s Meringues with a Whisky Cream
難易度:☆☆
自己満足度:☆☆
メレンゲはまぁまぁ口溶けの良い食感のものが出来たのですが問題は他の部分。生クリームの泡立てが上手くいかなかったこととチョコレートのデコレーションが非常に雑なところがよくありませんでした。本来はウイスキーを使うところを強引にブランデーに変えてしまったし;マカロンより神経使う箇所は少なかったのですが、課題の残るお菓子です。
Scones
難易度:☆
自己満足度:☆☆
スコーンは生地を作る時の工程さえ気をつければそこまで難しいお菓子ではないと感じます。道具もそんなに沢山使わないし面倒な型とかないし。3度に渡ってスコーンを作ったのは、見た目が気に入らなかったり焼いた時に生地の調子が良くなかったりと自分の中で納得のいかないことが多かったからでした。満足度を星2つにしたのは残念ながらびゅーんの好みのスコーンの味とはちょっと違った為。
☆BREAD
びゅーんにとっては手探りで未知の領域、パンについてのレシピがまとめられていました。BREADというカテゴリではありますが、イーストを使った本格的なパンからイーストを使わないローフのお菓子まであります。基本的な食パンやナン、ベーグル、ホットクロスバンズやクランペットのレシピがあります。
David’s Thyme and Sun-dried Tomato Rolls
難易度:☆☆
自己満足度:☆☆☆
初めて挑戦したパン作りですがこんなに上手くいったことに驚きです。一次発酵と最後の焼きが成功したのが大きかったと思います。特にドライイーストの温度管理と一次発酵の前のパン生地のチェックに気を遣ったような気がしますね。焼き立てのパンを食べた時の感動は忘れられません。
Mark’s Sticky Marmalade Tea Loaf
難易度:☆
自己満足度: ☆☆
これは…最後に焼き過ぎちゃったローフですね(笑)マーマレードとミックスナッツ、黒糖にジンジャーパウダーと美味しそうな食材をいっぱい使いました。だから本当に焼き時間の調整が上手くいっていれば多分しっとりしていて美味しいローフになったかと思います。
TARTS AND FLANS
タルトとフランの根本的な違いがまだよく分かっていないですが(ォィ 主にショートクラストペイストリーとタルトの型を使うレシピがまとめられていました。卵とベーコンのタルト、といったセイボリーものからベイクウェルタルトやジャムタルトといったイギリスならではの甘いタルトのレシピがありました。
該当作品なし
PIES
ショートクラストペイストリーの他にラフ・パフペイストリーやスエットペイストリー、ホットウォータークラストペイストリーなどを扱ったレシピが多く、ペイストリー生地で蓋をして焼く温かいものが多かったです。コーニッシュパスティやアップルパイ、ミンスパイなどが該当します。
Ruth’s Beef Pie
難易度:☆☆
自己満足度:☆☆☆
びゅーんが作ってみて味にかなり満足した物の1つ。細かくしたチーズを加えたペイストリーときっちりビーフストックやソースで味付けしたお肉の両方が美味しかったです。これは…深夜に食べたらヤバイやつかもしれない(笑
Stargazy Pie
難易度:☆☆☆
自己満足度:☆☆☆
びゅーんが挑戦した中で1番複雑なレシピだったと思います。多分完成した時に1番達成感を感じたパイであり、予想をいい意味で裏切った美味しい味のパイでした。フィリングのクリームソースの味付けを濃いめにつけたのは正解だったと思います。代用したシシャモは生焼けになるか焦げるか心配でしたが、ちゃんと程よく食べれる焼き加減になっていたのでホッとしました。
Jasminder’s Chicken Pie
難易度:☆☆
自己満足度:☆☆
スターゲイジーパイのと同じくフィリングにクリームソースを使うパイでしたが、こちらは逆に焼きあがった時に味がボヤけてしまいました。更に、ショートクラストペイストリーを作る時は薄力粉オンリーにして作る方が理想の食感になるということを学んだきっかけにもなりました。
CAKES
ティータイムにピッタリのケーキのレシピが沢山ありました。ヴィクトリアサンドイッチケーキやレモンドリズルケーキは勿論ですが、パーキンやエクルズケーキ、ファットラスカルのような変わり種のお菓子のレシピも載っていました。
Lea’s Pistachio and Cranberry Cake
難易度:☆☆☆
自己満足度: ☆☆☆
ヴィクトリアスポンジ系統のケーキは、全卵を溶くかあるいはそのままボウルに入れて混ぜる場合が多いですが、このレシピは卵を卵黄と卵白に分けるという内容でした。卵黄を湯煎で柔らかくしたり卵白を泡立てたり、勉強になる作業がとても多いケーキでした。ブリベイ本で作った甘いお菓子の中で主人が美味しいと言ってくれたケーキです。
Miranda’s Chocolate Brownie Meringue Cake
難易度:☆☆☆
自己満足度:☆
びゅーん惨敗の回その2。そもそもサンドイッチティンを使わないと無理だろこれ…て思われるようなレシピに無理矢理チャレンジしたのが良くなかったのか。いいえ、やはりチョコレートブラウニーを取り出すタイミングを間違えたのが原因だと思いました。あとメレンゲをもっと固めにすればよかったなぁ。
PUDDINGS
イギリスのお菓子といえばプディング。プディングとはデザートの総称のようなもの。ティータイムのお供というよりランチやディナーの後のデザートにぴったりのお菓子のレシピがありました。伝統的なスティッキートフィープディングや、洋梨のコンポート、ラズベリー入りのメレンゲルーラード等がありました。
Edward’s Warm Apple and Plum Pudding
難易度:☆☆
自己満足度:☆
プディングについて右も左もわからないまま作ったものでした。果物の扱いをよく勉強する必要があることを痛感したレシピでした。次は自信を持って、あのスポンジのような食感のプディングを作れるようになりたいなぁ…。
FINE PASTRIES
最後のこのカテゴリーでは本格的なパフ・ペイストリーやシュー生地などちょっと難易度の高いペイストリーやデザートを取り扱っています。メイズオブオナーやパフ・ペイストリーのソーセージロール、クリームパフなどのレシピが掲載されていました。
該当作品なし
「The Great British Book of Baking」はブリティッシュベイクオフに登場したお菓子だけでなく、イギリス伝統のお菓子のレシピ等120種のレシピが掲載されています。
失敗も含めてケーキやパイ、パンやプディングなど幅広いジャンルに挑戦する良いきっかけになりましたし、今まで扱ったことのないハーブやスパイス、製菓材料などに触れることができ、色々と勉強になることが多かったし、何より楽しかったです。びゅーんが一方的に(笑)
そして2019年、1月以降に「ブリベイ本でベイカー達の作品を作ってみよう! シーズン2」を行いたいと思います!今この瞬間、すごく不安そうな顔をされた気がしますが(笑)恐らくシーズン1よりもバリエーションに富んでいて難易度もグッと上がりそうな予感がしますが、なんとか!でも気楽に!挑戦していきたいと思います!
それでは良いお年を。