0から始める妄想ベイクオフ

イギリス菓子・紅茶・ブリティッシュベイクオフ関連についてお菓子を作ったりお店やイベントに行ったりしたことを綴っていくブログです。

ブリティッシュベイクオフ シーズン5 マスタークラス1週目を見ました

こんにちは、びゅーんです。

最近バイトを始めてから力尽きることが多く、帰宅してから布団に埋もれる→気づいたら夜、なんてことがしばらく続いています。ブログも随分間が空いてしまいました。ひー!びゅーんはなんとか生きています!!

 

もうあと1、2時間でブリベイマスタークラス2週目が始まってしまいますが、今回はブリティッシュベイクオフ マスタークラスの内容をざざざーっと書いていきます。

まず、ブリティッシュベイクオフマスタークラスとは、ブリベイ本編の審査員であるポール・ハリウッドとメアリー・ベリーが本編で課されたお題に沿ったお菓子作りを実演します。オリジナルチャレンジやマスターピースチャレンジのお題に沿ったお菓子作りは勿論、テクニカルチャレンジに登場したお菓子も作ります。ある意味、テクニカルチャレンジの答え合わせみたいな感じかも。

 

マスタークラスはただ淡々とお菓子を作るのではなく、ブリベイ本編の映像を挟んで振り返るシーンがあるので、ブリベイ本編の総集編のような役割も持っています。お菓子を作っている最中のポールとメアリーの掛け合いも見所ですね〜。

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いよいよ始まったシーズン5のマスタークラス。1週目の内容はケーキとビスケット。ブリベイシーズン5本編の第1週と第2週のテーマを取り扱います。本編の内容、結果については簡単ですが下記記事に書かせて頂いていますのでよろしければ。。。 

view-easy.hatenablog.com

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ということで、1週目のマスタークラスでポールとメアリーが何を作ったのか見ていきましょう。

 

・ポールのカシスとリコリスのスイスロール

ポールがケーキの回のオリジナルチャレンジのお題に沿って作りました。

実はびゅーん、リコリスの味をよく知らないので味のイメージはあまりわきません;ですがこの縞模様は強いインパクトがありますね〜。阪◯タイ◯ースファンの人に作って贈ったら喜ばれそうです。

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☆ロールケーキ的物体の呼称

上記の写真の物体を日本に持っていって見せれば大体8割の人がロールケーキと答えるでしょう。ところがイギリスではあの物体をロールケーキではなく「ルーラード」または「スイスロール」と呼びます。大体のロールケーキ的物体はフランス語で「巻くもの」という意味のルーラードという呼ばれますが、巻いた生地の中身にジャムだったりクリーム等甘いものが使われていたりすると例外でスイスロールと呼ばれるそうな。

 

・メアリーのチェリーケーキ

ケーキの回のテクニカルチャレンジに登場しました。まばらなアーモンドとチェリーの飾り付けが見ていてとても楽しいです。レモンを使ったアイシングなのでしっとりとしつつ爽やかなケーキというイメージが膨らみます。

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☆セルフライジングフラワー

チェリーケーキの実演中にさらっと登場したセルフライジングフラワー。海外のお菓子作りに精通している方々なら既にご存知だとは思いますが、アメリカやヨーロッパで販売されている小麦粉の1種です。self rising flour. 要するに自分で膨らむ小麦粉。通常の小麦粉の中に予めベーキングパウダーが配合されているのです。日本にもホットケーキミックスのように予め砂糖等が配合されている粉がありますがあんな感じです。

 

・ポールのポピーシードのビスケットとパルメザンチーズとトマトのビスケット

 ポールがビスケットの回のオリジナルチャレンジのお題で作りました。どっちもチーズに合いそうな甘くないビスケットです。個人的にはパルメザンチーズとトマトのビスケットが気になる!

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☆小麦粉

え?単純に小麦粉でしょ?と思ったら一度深呼吸して考えましょう。ひょっとして小麦粉と言われて日本の薄力粉を想像しませんでしたか?私も最初はそうでした。小麦粉は英語圏ではplain flour と呼ばれているのですが、その硬さは日本における「中力粉」くらいなのです。なので英語圏のレシピを日本の材料で取り扱う場合、flourまたはplain flourと書かれていたら中力粉を使うか薄力粉と強力粉を半々にして、といった工夫が必要になってきます。因みにstrong flour は文字通り強力粉です。

 

・メアリーのフロランタン

ビスケットの回のテクニカルチャレンジのお題になったビスケットです。

フロランタンというと、片側にキャラメルでコーティングされたアーモンドがぎっしりと詰められている分厚いやつを想像しますが、メアリーの作るものはナッツやフルーツ、チョコレートを使ったもの。こんなタイプのフロランタンもあるんだと驚かされました。

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フロランタンの実演中にまたまた聞き慣れない物体名が。

☆デメララシュガー

しゃりしゃりしたザラメっぽい茶色のお砂糖。モラセスの香りがします。が、このお砂糖が日本国内で販売されているという話を一度も聞いたことがありません。購入するなら…うーん、通販でイギリスから直接取り寄せるという方法しか思いつきませんね;日本では三温糖やきび砂糖で代用されるのをよく見かけます。

 

ゴールデンシロップ

こちらもイギリスならではの調味料。白砂糖を作る時に副産物としてえられるのですが、ハチミツみたいな見た目です。でもハチミツよりもサラサラでサッパリしていて、パンケーキやトーストにも使われています。ゴールデンシロップは輸入食料店や製菓材料店でたまーに置かれています。

 

・メアリーのミニチュア版コーヒーとクルミのケーキ

「ケーキ」の回のマスターピースチャレンジのお題に沿ってメアリーが作りました。お題はミニサイズのイギリス伝統のケーキでしたね。ひゃーーー、大量のクルミ!超美味しそう!!デザインも可愛い〜!

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 実はびゅーんもミニチュアサイズではないですが、コーヒーとクルミのケーキを作ったことがあります。コーヒーとクルミの風味の相性ってとても良いですよね〜。

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マスタークラスではブリベイ本編に基づいたお菓子の実演だけでなく、ほんのちょっとですがポールまたはメアリーによるパンやお菓子作りのワンポイントアドバイス的なものを見ることが出来ます。

今回の場合、ポールがフランスのユニークなパン、フーガスの模様をつける方法を披露しました。

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本編とは違った目線で楽しめるブリティッシュベイクオフ マスタークラス。勉強になることが多く、何よりお菓子を作りたくなってきます。これから始まる2週目のマスタークラスが待ちきれないですね〜。