ブリティッシュベイクオフ シーズン5 第3週目を見ました
こんにちは、びゅーんです。
さて、今回もDlifeで放送されたブリティッシュベイクオフのことについてつらつら書いていきます。今週のテーマはパン。びゅーん自身シーズン4の時の放送を見てから察したのですが、これは恐らくポールがいつも以上に目を光らせるテーマです。何せポールの本業はパン職人ですから…。
最初のオリジナルチャレンジのお題はライ麦のパン🍞。シーズン5初めてのパンのお題でいきなり小麦粉以外の原料を使うパンが登場しました。
腕力には自信があるベイカー、ケイト。ライ麦パンは発酵に時間が掛かることをよく知っている彼女は、ライ麦の生地をしっかりと捏ねています。
メアリーに「頬っぺたが落ちそう」と言わせる程評価の高いケイトのパン。とても美味しそう…。オレンジの配合が素晴らしいとポールも褒めていました。
前回のビスケットで脱落しそうだったけどなんとか第3週目に進めたベイカー 、イアン。彼は他のベイカー達が用意していないある素材を使ってライ麦の丸パンを作りました。
イアンだけが用意した素材、それは天然酵母です。イアンの天然酵母は5ヶ月前から育て続けているもの。これにはメアリーもびっくり。
そんなイアンのパンは、焼き加減はしっとり、クランベリーとオレンジの味の相性が良いとの評価。今週は好発進のようです。
次はベイカー達が試行錯誤しながら挑むテクニカルチャレンジ。今回はポールのレシピを使ったお題「チャバタ🇮🇹」です。これ、一見休憩中に見えますがテクニカルチャレンジの最中です。皆、チャバタの生地を発酵させている最中で発酵した生地をいつ出すか話しているところなのです。
チャレンジ中、自分で焼いたチャバタを見て「スリッパみたいだ、くり抜いたら履けるね。」とリチャード。そこでメルはチャバタはイタリア語で「スリッパ」という意味であることを思い出します。
ちなみにポールのチャバタの模範解答はこちら↓
チャバタはイタリアの伝統的な食事パンで塩とオリーブオイルと一緒に食べると言われています。
テクニカルチャレンジが終わったら、ここで次に進めるか脱落するかが掛かると言われても過言ではない、マスターピースチャレンジが始まります。パンをテーマにしたマスターピースチャレンジのお題は「センターピース🕯」。どういうことかというと、食卓の中心に置かれるメインとして存在感のあるパンを作るのです。味が美味しいだけでなく、食卓の飾りとして申し分ない程の綺麗なデザインのパンであることが重要です。
ここで、びゅーんの気になった作品を一つ紹介します。ナンシーのパンは、イタリアのパン「ストロンボリ」ですが、具材をベーコン、ソーセージ、マッシュルームやケチャップ等に変えてイギリス風にアレンジするというのです。その具材の組み合わせは…まさにフルイングリッシュ・ブレックファスト!!
味は美味しいと言われたものの、センターピースにはなり得ないと言われてしまいました。パンの中身は具材の詰め過ぎで空洞が出来ていたのです。メアリーには「この空洞はトマトによるものでしょう」と指摘されました。美味しそうなのにな。
パンはあまり作っていないというベイカー、ダイアナ。イタリアの風車をイメージしたちぎりパンで、ほうれん草・チーズ・ハムとイタリアの国旗の色をイメージした具材を入れました。
ダイアナの作ったマスターピースチャレンジのパンはかなりどデカイ仕上がりに。
「見た目が大胆で美しい」と言われましたが、底が焼けていないのと具が均一に入れられていないことを指摘されました。う〜ん、見た目で合格点を貰ってるベイカーが少ないから本当に惜しい!!
今週のテーマ「パン」でスターベイカーに選ばれたのはルイ。当ブログでも何回か彼の作品を紹介してきましたが、パンに置いても独創性があり、味も美味しい作品を作りました。
今回のマスターピースチャレンジのルイの作品はこちら。スコン・デ・レジェスはスペインのお祝い事に登場するパンで、デコレートも自然に豪華になっていくパンです。パンの模様、オリーブの飾りの見た目がゴージャスです。パンに金箔を乗せるなんて贅沢!
そして今週脱落してしまったのはなんとジョーダン!
他のベイカーとは一際違うアイデアを持っていて、ベイカー達の間でもムードメーカー感出ていた彼がテントを去るなんて寂しい…!
ジョーダンのマスターピースの作品には苺やラズベリーが含まれていました。メアリーが言うには、苺のような水っぽい果物を入れるからパンが底まで焼けない、とのこと。使う具材のチョイスを誤ってしまったのですね…。
そういえば彼、最初はお調子者枠かと思っていたのですが、番組を通してさりげな〜くメアリーのことを気遣う紳士的な一面を持っているのかなと思うようになりました。…あれ?そう見えたの、もしかしてびゅーんだけ???
ブリティッシュベイクオフのいいところは、参加するベイカー達がお互いに実力を認め合い、時には助け合っている場面が多く見られることです。例えばこの場面、ルイが発酵したパンを袋から出そうとするのをケイトが手伝っています。
目指すものは一緒なのだけど、互いに貶したり煽ったりすることなく、ひたすらパンや焼き菓子の技術を競う。地味に見えるかもしれませんが、その姿勢があるからこそ毎週毎週ベイカー達の本気の作品を見ることが出来ると思うのです。
次回のテーマはデザート。予告でメアリーが何かに対して「これは認められません。」なんて言ってたけど一体何が…。