三越英国展2019 Part1 に行ってきました 後編
こんにちは、びゅーんです。
やっと疲れが少し取れてきたような気がします。
今回は日本橋三越で開催されている三越英国展2019のPart1の期間で購入した食品について簡単に紹介させて頂きたいと思います。先日書かせて頂きました前編では日本橋三越の会場の様子について書かせて頂きましたので合わせてご覧になって頂きますと幸いです。
まずはガッツリとご飯ものから。こちらは先日書いた前編の記事でも登場したパイ専門店「ブラウニングス」さんのサツマイモとレンズ豆のコルマパイです。トースターで温めようとしたら表面が少し焦げてしまいました;;コルマとはインド料理の1種でカレーのような料理です。コリアンダーやクミンなどのスパイスで香りを出しナッツ類やクリームのペーストを使って肉類または野菜を煮込んで作られます。びゅーんが食べたコルマパイもスパイスの香りが香ばしいですが一般のカレーよりも辛さ控えめでした!
こちらも同じく「ブラウニングス」さんで購入したアップルターンオーバーです。ターンオーバーとは、フィリングを乗せたパイ生地を対角線上に折り返して包んだお菓子を指します。お皿にそのまま乗っかる大きさで最初は食べきれるか心配だったのですが…食べてみると意外とあっさりとしてペロリといけてしまいました。純粋にパイ生地の味とリンゴの味を楽しめる感覚と言えば良いのでしょうか。過剰なスパイスも無くリンゴの甘い味がとても美味しいお菓子でした。
これは先日も紹介しました「ハートオブイングランド」さんで購入したブラムリーアップルとラズベリーのクランブルケーキです。Webでも宣伝されていたケーキですね〜。クランブルがとても美味しいですしところどころラズベリーの酸味を感じます!ケーキはしっとりとしているし…これは紅茶に合う!!
これは日本初出店のTetleyさんのブースで購入したチキンベースのBovrilです。なんだか容れ物がマーマイトみたいです…。びゅーんが購入してみたこの物体は簡単に説明するとペースト状になったチキンストックのようなもの。お湯に入れて溶くとチキンスープのような飲み物を作ることが出来るのです。料理の風味付けや隠し味にも使えそうです。
Tetleyさんの紅茶も購入しました!既に40袋分が在庫切れだったので80袋分で。箱の中には丸い形のティーバッグがぎっしりです。面白いと思ったのがティーバッグの紐の構造です。ティーバッグには紐が2つ繋がっていて、蒸らしたティーバッグを持ち上げた時に2つの紐を引っ張るとティーバッグに残っている中の水分を絞り出すことが出来るのです…!
スコーンを購入する上で是非合わせて買っておきたいものと言えばクロテッドクリームですね〜。今回購入したクロテッドクリームは「ランゲージファーム」さんのもの。日本の輸入食品店では殆ど取り扱っておらず今回の英国展のような機会でしかお目にかかれないものと言われています。
あとは「ハートオブイングランド」さんで購入したプレーンスコーン(左側のスコーン)と「ナショナルベーカリースクール×渡辺ちか」さんで購入した全粒粉のスコーン(右側のスコーン)とTetleyのティーバッグで淹れたミルクティーと先程のクロテッドクリームを用意して…いざ、クリームティーです!
スコーンが美味しいーーーーーーー!!!クロテッドクリームと合わせると美味しいスコーンが一層美味しくなります!!!!!!全粒粉のスコーンはコクがあってクリームが無くてもそのままいけるのではと思うくらいしっかりした味です。プレーンのスコーンはしっとりしていて小麦粉とほんのり卵の優しい風味を感じられます。
三越英国展は9月16日まで!びゅーんが今回紹介したものの他にも魅力的な商品が多数用意されています。特設HPで気になる商品をチェックしてみて下さいませ。
びゅーん「去年より買うのだいぶ抑えた方だと思う。」
主人「あれで抑えた方なの???」
びゅーん「えー」
三越英国展2019 Part1 に行ってきました 前編
こんにちは、びゅーんです。
理由は分からないけどモチベが上がらない…もしや夏バテ??
という話は置いときましょう。この時を楽しみにしていました。そう…日本橋三越で開催される三越英国展です!!2019年のサブタイトルは「英国愛が止まらない!」今年もPart1とPart2に分けてイギリスならではの食品・グッズが沢山登場しますよーー!!
今回は書きたいことが沢山ある為、前編と後編に分けて書かせて頂きたいと思います。前編ではPart1の期間中に日本橋三越の会場まで行ってきた時のことを書かせて頂きたいと思います。Part1は9月4日から9月9日の6日間!詳しい出店内容は下記URLで参照くださいませ。
リビング部門
始めに英国アルチザンのコーナーから。陶磁器や雑貨、中には銀食器などが並べられています!どれもイギリスの長い歴史と伝統を感じさせる物ばかり。見て眺めるだけで時間を忘れてしまいそうです。
日本各地のイギリス雑貨を取り扱う雑貨屋さんも英国展の期間だけ特別出張!イギリスの風景を使ったトランプやシルバーチャームのアクセサリー、タオルや可愛い缶などを取り扱っています。
ミニチュア家具やドールハウスの他に可愛いヌイグルミも!
びゅーんが気になったのはやはり陶磁器の食器コーナーです。バーレイ、デンビー、エインズレイとイギリスならではの陶磁器ブランドがありました。デザインを眺めるだけでも楽しい!
こちらは独自のブランドを持つジョン・フレンチさんによる炻器作りの制作実演です!器のバランスを整える作業をしているところですが、ここは非常に難しくて大事な部分なのだとか。1点1点丁寧に作成されているジョン・フレンチさんのマーブル炻器は「和」をイメージした黒と白のマーブル模様が素敵です。
食品部門
お次は食品部門、こちらも大盛況で人気のブースには大行列が発生していました。今回はPart1の食品の内容について少しだけご紹介させて頂きます。
- フィッシュ&チップスのお店『フランキーズ』
恐らく日本初上陸!!スコットランドのシェットランド諸島にあるフィッシュ&チップス専門店です。目の前でイギリスから来日されたシェフお二方がお魚やシェットランド産の蟹を揚げていました!お昼時になるとフィッシュ&チップスを買い求めて列が出来ていましたね〜。
イギリスPUBフードと言えばフィッシュ&チップス。大きい白身魚にはモルトビネガーをかけ、自家製タルタルソースと一緒に頂きます。魚を揚げる時の揚げ粉もオリジナルだそうですが、パリっとしている反面時間が経つとプラスチックのフォークの方が折れるのではないかと思うくらい硬くなっていきます。 でも美味しいフィッシュ&チップスって揚げ粉が癖になるのですよね〜、少なくともびゅーんはそう感じます。
- 大人気の紅茶『リントンズ』
毎年美味しい紅茶を求める人々でごった返すイギリスの老舗紅茶メーカーです。びゅーんが通っているレッスンの生徒さんからもこのリントンズを薦められました。今年は世界初のミルクティースタンドが登場!ティーブレンダーさんが淹れるリントンズのミルクティーをジンジャービスケットと共にその場で楽しむことが出来ます!
今回はリントンズの4代目社長とその奥さまが来日!ティースタンドで注文した時に奥さまのスー夫人が紅茶とビスケット、メッセージ付きのカードを手渡しして下さりました。
お恥ずかしいことにびゅーんはリントンズの紅茶をちゃんと飲んだことがない為、英国展に行った殆どの人達が口々にリントンズリントンズ言うのが不思議で仕方なかったのです。人々を虜にするリントンズの紅茶はどんなものなのか、頂いてみます!
・・・・・・・。
おお…。がっつりミルクが入っているのにミルク臭さが感じられません。極端ですがストレートの紅茶を飲んでいるような感覚です。それほど紅茶のボディがしっかりしているということでしょうか。ジンジャービスケットは普通に齧ろうとするとかなり硬いですが、紅茶にちょっと浸してから食べると口の中でボロボロと崩れてジンジャーの風味が広がっていきます。美味しい…リントンズに嵌る人達の気持ちが少し分かった気がします。
リントンズはオンラインショップもあります!詳しくはこちらで↓ ↓ ↓
- Part1の目玉!2つのロンドンのコラボレーション!
三越英国展Part1で特に宣伝され、注目を浴びていたのが世界最古のベーカリースクールと言われるナショナルベーカリースクールとショコラティエの渡辺ちかさんによるロンドンにゆかりのあるブランドのコラボレーションです!Part1の期間では予約制で美味しいお菓子の詰まったザ・ブリティッシュ・アフタヌーンティーが提供されました。びゅーんは残念ながら予約をしていなかった為頂くことは出来なかったのですが、ブースをほんのちょっと覗いてみるとピアノの生演奏の中、みな美味しそうに紅茶とお菓子を楽しんでいました。
ナショナルベーカリースクールさんと渡辺ちかさんについてはそれぞれ下記URLにて
↓ ↓ ↓
アフタヌーンティーの予約が出来なくてもがっかりすることはありません!アフタヌーンティーが提供されているイートインブースのすぐ隣ではお持ち帰り用のスコーンが販売されています。プレーンのスコーンと全粒粉のスコーンの2種類ですがどっちも美味しそう!!いやきっと美味しい!!
- 優しい家庭のイギリス菓子『ハートオブイングランド』
9月4日から9月6日までの間だけナショナルベーカリー×渡辺ちか氏のスペースから真正面にあるブースに出没していました。ところどころに散りばめられているヴィンテージ品、ティータオルの中に隠れている小ぶりなスコーン、淡い水色のスリーティアーズとトリオのセットといった可愛くもどこか上品なディスプレイが目を引きます。
ケースの中に並ぶ美味しいイギリス菓子達は『イギリス家庭菓子』を執筆された宮崎美絵先生によるもの…キャロットケーキにコーヒー&ウォールナッツケーキ等どれもすごく美味しそうです。聞いたところによると特にイングリッシュマドレーヌが大人気だったそうで真っ先に売り切れてしまったのだとか。
家庭で用意出来る材料で作ることが出来る『イギリス家庭菓子』。どのレシピも試しがいがあり、美味しいものばかりです。
- 魅力的な食品達
この他にもまだまだ英国展に出店しているお店、商品は沢山あります!イギリス本場のジャムやお土産用のお菓子や王室御用達のものまで幅広いジャンルの食品が販売されていました。
イギリス菓子を楽しむのに必要不可欠なものといえば紅茶!リントンズの他にも様々な紅茶のブースがありました。中には日本であまり見かけないものも!!
イギリスはチーズも美味しいのです。英国展に出店されたチーズ専門店ランマスではチェダーやスティルトンの他、15ヶ月熟成したヴィンテージものまで幅広い種類のチーズを取り揃えています。お店の方とチーズについてお話しをしながら沢山の種類のチーズを試食しました。びゅーんイギリスのチーズ好きです、美味しい。
ランマスさんの詳細はこちらで!!↓↓
PUBフードはフィッシュ&チップスだけではありません。今年初出店となるパイの専門店ブラウニングスでは出来たてのクリームパイやカレーパイ、イギリスでよく食べられるアップルターンオーバーを買うことが出来ます!
びゅーんが行った日は平日にも関わらず紅茶やスコーンを求めるお客さんでいっぱいでした。特に食品コーナーは大変盛り上がっていましたね〜!!あちこちで焼かれるスコーンの熱とお客さんの熱気がすごかったです。昨年も出店されていた「ハフキンス」さんと「ザ・ランガム・ロンドン」さんのブースも大盛況な感じでした。今年は今まで物販のみだったリントンズさんがミルクティースタンドを出して気軽に(有料で)ミルクティーを試飲出来るようにしたり、器の制作実演があったりと昨年になかった要素が幾つか見られたのが印象に残っています。
三越英国店Part1はもうじき終了してしまいますが、9月11日からはPart2が始まります。Part2にも気になるブースが沢山あるので行って楽しみたいですね〜。いえいえ。今からでもPart1の期間が気になる方は是非日本橋三越まで行ってみるのが良いかと!スコーンにしろ陶磁器にしろ、お気に入りの一品が見つかるかもしれません!
びゅーんが今回購入したものについては後編で!
ブリティッシュベイクオフシーズン7 第6週目を見ました
こんにちは、びゅーんです。
マーサおばさん→メアリー・ベリー(9/9終了)→ブリベイ→シャーロック→グレーテル(Eテレ)…待って、月曜日のこの流れやばない???
ブリティッシュベイクオフシーズン7も折り返しの第6週目に入ってきました。皆様はもうご覧になりましたでしょうか。第6週目のテーマは植物。ブリベイでもシーズン7で始めて登場したテーマだそうです。なんだか抽象的過ぎてどんなお菓子が登場するのか想像しにくい分、びゅーんもすごく楽しみにしていました。そんな第6週目の内容について、いつも通りオリジナルチャレンジから簡単に紹介していきましょう!
オリジナルチャレンジのお題は「大きなシトラスメレンゲパイ🍋」。サクサクのショートクラストペイストリーの中に柑橘系のフィリングを入れ、その上にメレンゲの乗った酸っぱさと甘さのコントラストが癖になるパイです。代表的なお菓子としてレモンメレンゲパイが挙げられますね〜。
花柄のシャツを着て気合い十分のジェーン。オリジナルチャレンジではライムとココナッツを使ったメレンゲパイに挑戦します。ライムを使ったフィリングは鮮やかな緑色に!どうやらフィリングが理想通りに固まったようです。
ベイカーの殆どがメレンゲに焼き色をつける際バーナーを使っていましたが、ジェーンはオーブンに数分間入れて焼き色を付けました。オーブンでサクッと焼いたメレンゲは審査員のメアリーの好みのタイプで、フィリングもライムとココナッツが効いていて美味しいと評価されました。
グレープフルーツメレンゲパイを食べてから大嫌いだったグレープフルーツが好きになったというベンジャミーナは、グレープフルーツとジンジャーを使ったフィリングを作ります。時間をかけて湯煎でグレープフルーツのカードにとろみをつけているのです。
ベンジャミーナの作ったメレンゲパイはフィリングとメレンゲの量のバランスがちょうどよくグレープフルーツの風味を感じることが出来ると審査員のメアリーとポールに評価されました。グレープフルーツの風味を出すのは難しいと言われていたのにすごい!
テクニカルチャレンジではお題のジャンルがペイストリーからパンに変わりました!お題は「ハーブのフーガス🌿」。フーガスは葉っぱのような形に成形し切れ目を入れて油を塗って焼きあげるパンで、柔らかい食感のパンというよりもっちりとした食感のパンです。審査員のポールのレシピで作ることになるのですが、すごく大きいです。
フーガスの切れ目をどこにつけるかも審査の重要なポイントです。セラシはフーガスの中心に入れる切れ目2つを横2つに並べてつけましたが…残念なことに正解は横2つではなく縦2つです。焼きの作業が遅れてサクサクに焼けなかったことも響き、結果は最下位に!マスターピースチャレンジでの挽回必須です。
マスターピースチャレンジのお題は「3段の花のケーキ💐」。花をモチーフにしたケーキを3段重ねにして作ります。エルダーフラワーやバラ、ラベンダーなどお花の難しい風味を出すことも大切ですが、マスターピースチャレンジに相応しい独創的で目を瞠るような美しい仕上がりも重要なポイントです。このチャレンジでは、ベイカー達によってウエディングケーキにも引けをとらないくらいのゴージャスでバリエーション豊富なケーキが作られました!まだご覧になっていない方は是非Dlifeの無料の見逃し配信でチェックしてみてください。
ここでびゅーんの気に入ったマスターピースチャレンジの作品を紹介しましょう。キャンディスの作った花のケーキのテーマは四季。イギリスの四季をイメージしたケーキを作るため、なんと4段のケーキを作りました。
上段から冬をイメージしたフルーツケーキ、秋をイメージしたキャロットケーキ、夏をイメージしたレモンとラズベリーとバラのケーキ、そして春をイメージしたチョコレートとオレンジのグルテンフリーのケーキです。イギリスのケーキで四季を表現するところがびゅーんの気に入ったポイントです。 生花やクリームのパイピング、チョコ細工を組み合わせたデコレーションがすごく華やかです!!因みに味についてはキャロットケーキ以外は良かったという評価を受けていましたね〜。
未体験のテーマ「植物」の週でスターベイカーを獲得したのはトム!オリジナルチャレンジでは風味とメレンゲ作りで失敗した後テクニカルチャレンジでは1位を獲得しましたが、前2つのチャレンジが終わった時点では彼は決して優勢の立場ではありませんでした。
ピンチの状態のトムをスターベイカーにまで押し上げた奇跡の作品が、こちらのマスターピースチャレンジの花のケーキです!3色のクリームで丁寧にパイピングされたシンプルな見た目のケーキですが、このケーキのスポンジにはなんと3段それぞれ異なったお茶の風味がつけられているのです。果たして花が咲き乱れる日本の庭園に相応しいお茶の味はするのか…!!
1番上はエルダーフラワーティー、真ん中はカモミール、そして1番下は緑茶とジャスミンのケーキです。どのスポンジからも宣言通りのお茶の風味を感じさせ、しっとりと焼き上げることに成功しました。お茶の風味を効かせたスポンジにメアリーとポールも大感激でした!過去にお茶の風味を出すことに挑戦しようとしたベイカーは何人かいましたが、成功した例がとても少ないので尚更すごいことだったのでしょう!
そして第6週目で脱落してしまったのはラブ。オリジナルチャレンジではオレンジの風味が弱くメレンゲが柔らかすぎるメレンゲパイを作ってしまいました。テクニカルチャレンジでは3位を獲得しましたがマスターピースチャレンジで力及ばずでした。
普段はあまり自分でやらないという飾り付けではクリームをお花の形に絞り出してケーキに飾ろうとしましたが、メアリーとポールにはあまりウケず、ケーキスポンジの風味もフィリングの風味も3段全て同じであることから独創性が無く単調と言われてしまいました。
第7週目以降では、些細なミスも許されないシビアな審査が行われるようになります。果たして今後どんなベイカーが勝ち残って行くのか見逃せません!
そんなこんなでブリベイシーズン7も後半戦に入りましたが、ここで最近ブリベイを視聴するようになった方々に朗報です!日本で初めて吹替が放送されたブリティッシュベイクオフ シーズン4がDlifeで9月10日火曜日の19時から再放送されます!!
まだシーズン4を視聴したことのない方も、うっかり録画を忘れてしまっていた方も、もう1度シーズン4を見たいという方も火曜日の放送をチェックです!勿論見逃し配信も予定されていますよー!!詳細は下記URLでご確認お願いします。
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本日のメニュー96:プレーンのナン
こんにちは、びゅーんです。
今日もモリフクロウが可愛い…。
今回はインドのカレー屋さんでお馴染みのパン…ナンを作った時のことを書きたいと思います。意外に感じますが、ナンは一般家庭にある材料と道具で作ることが出来るのです。オーブンで短時間で焼く方法もありますが、びゅーんは今回ホットプレートを使いました。
強力粉、ドライイースト、ヨーグルト、サラダ油、はちみつとぬるま湯を入れて馴染ませます。
更に強力粉と塩を追加し、生地を一纏めにしていきます。ある程度まとまってきたら作業台に移して生地をよく捏ねます。
最初は生地が少しべたつきますが、捏ねていく内に生地が手にくっつかなくなり滑らかになっていきます。10分くらい捏ねたら生地をまとめてボウルの中に入れ、ラップをして暖かい場所に置いて発酵させます。
1時間たったところで様子を見に来ました。結構膨らんでいます!
膨らんだ生地のガス抜きをしたら重さを測りながら6個に分割し、丸く形を整えます。そのまま10分休ませておきます。
生地をめん棒でよく伸ばし、楕円形にします。パンの生地は伸ばすと縮んでいきそうになりますよね…。今回は20cmくらいに伸ばしたいところ!
200℃以上に温めたホットプレートの上にナンの生地を乗せます。下になる面に水を塗ってから乗せると焼き色がつくだけでなくパリっとします。
焼き色がついたら裏返します。生焼けは避けたいところ。
両面に焼き色がついてふっくらしてきたらカレーと一緒に頂きます!残ったカレーだけど(笑)
・・・・・・。
おお!焼き立てのナンはふっくらモチモチしていて小麦粉の風味を感じることが出来ます。カレーと一緒に食べると美味しいです。
今回は、ヨーグルトの賞味期限が近づいていたのとカレーが残っていたという状況下でナンを焼こうということになりましたが、ホットプレートで作ることが出来るのですね〜!!
でも自分で作っといてなんなんですが…びゅーん的にはやはり自分で作ったナンよりもカレー屋さんで出されるナンの方が好きです(笑)
本日のメニュー95:ベイクウェルタルト
こんにちは、びゅーんです。
どうしても誰にも吐けないことはお気に入りのぬいぐるみや穴の中に向かって吐き出す。意外とすっきりするかも??
今回はベイクウェルタルトを作った時のことを書いていきます!
ベイクウェルタルトはイギリス伝統のアーモンドプードル(アーモンドパウダー)を使った タルト菓子。ベイクウェルという村から誕生したタルトですが、今ではイギリスの大定番のお菓子の1つとして挙げられます。先週日本で吹替があったブリティッシュベイクオフシーズン7のテクニカルチャレンジにも登場しましたね〜。
前からレシピを持っていたのですが、やっと作る機会が出来たのでチャレンジしていきたいと思います。トッピングは、ブリベイに登場したようなアイシングのトッピングではなく、焼きっぱなしのアーモンドクリームの上にアーモンドスライスを散らす感じにしていきます。
ベイクウェルタルトについて今回もこちらの記事を参照頂ければと思います。
↓ ↓ ↓
まずショートクラストペイストリーを作りましょう!薄力粉と塩をふるったところに冷たくして簡単に切ったバターを加えます。バターを粉でコーティングさせるように馴染ませ、全体的に生地の触感がパン粉状になるくらいまでバターを細かくしていきます。
そこへ冷たい水を少し加えて生地をひとまとめにします。カードやヘラを使ってまとめることが出来るのが理想ですが…。手を使うことがあっても捏ねたりしないように。グルテンを発生させ過ぎるとサクサクしたペイストリーにならないのです。
一纏めにした生地をラップに包んで冷蔵庫に寝かせます。
生地を休ませている間にアーモンドクリームを作ります。柔らかくした無塩バターに砂糖を加え、更に卵液を少しずつ加えます。
そこへアーモンドプードルと薄力粉少量を加えてよく混ぜ合わせます。これでアーモンドクリームの完成です。
冷やした生地を伸ばし、タルト型に敷き詰めましょう。ちょっと不恰好ですが、生地の厚さが足りない部分に余った生地をちょいちょいくっつけています。
タルト生地の一番下にラズベリージャムを塗ります。このジャム、前日に冷凍ラズベリーと砂糖とレモン汁を使って作っておいたものです。たっぷり塗らず、少量にしておきます。
その上にアーモンドクリームを乗せます!そして表面にはアーモンドスライスを適当に散らします。
180℃のオーブンに入れて35分間焼きました。アーモンドクリームの焼き色がいい感じです。爪楊枝を使って中が生焼けになっていないことも確認出来ました!
ある程度粗熱がとれたら型から外して食べてみます!
・・・・・・。
ん!!火の通ったアーモンドクリームがフカフカで甘くて美味しいです!下に敷いたラズベリージャムが効いている為か一切れ食べただけでは胃もたれしません。もう一切れ手が伸びそうになってしまいます!!
紅茶にも合うアーモンドの風味豊かなベイクウェルタルト…きっと日本でも気にいる人は多いはず!
因みにこのベイクウェルタルト、知人にも試食してもらったら美味しいと言われました!!よしっ!!(ガッツポーズ)
ロンドンバスキッチンにお邪魔しました
こんにちは、びゅーんです。
将来何をしたくてお金を使うか…悩みどころです。
今回はあの赤い2階建てバス…ロンドンバスを使ったレストラン、ロンドンバスキッチンに行った時のことを書きたいと思います。
大森と大森海岸の間の住宅地にすっぽりと入っているようです。こんなところにこんなバスがあったら思わず二度見するのでは!?
しかもこのロンドンバスは現在のロンドンでも一部分しか走行していない古いタイプのルートマスターなのです。
こちらのバスは1967年に製造されイングランドの公共用バスとして使用されていました。が、排出ガス規制強化など諸々の理由で公共用バスを引退した後は北アイルランドの民間ブライダルバスとして利用されていたのだとか。そのバスをオーナーさんが輸入し、ロンドンバスキッチンとして生まれ変わりました。
ランチとディナーの時間帯表記もバス停風。Omoriと書かれているのを見ると思わずふふっとしてしまいます。
このタイプのバスは車体後部に乗り入れ口と階段があります。
ここが2階部分!レストラン部分として開放されています!通路は人1人しか通れないくらいの幅ですが、意外と奥行きがあるように感じられます。
ソファのちょっとした傷を見ると成る程、ついこの間まで使われてたんだなー…という感じが。でもそれが良い味を出してるのです。何よりソファの座り心地が意外と良い!トイレが近くにあるわけでもないのに長い時間座っていても苦じゃないです。
折角なのでランチを頂きます。頂いたのはスパイシービーフシチューパスタ。ゴロっとしたお野菜とパスタは食べ応えがあります。残ったビーフシチューもパンですくって食べちゃいます!コンソメスープも優しい味です。
食堂車に改造されたこのロンドンバスですが、道交法関係の必要な許可が降りれば実際に走ることも可能なんだとか!?
最近では様々な企業のプロモーションなどで日本でもロンドンバスを見かける事がありますが、こちらのバスも今後の活躍が楽しみですね〜。 因みに、火曜・水曜に定休日を設けることが多い感じなので大森まで行ってみる際は事前に営業しているかのチェックをしておくと安心です。あとカード決済が出来ず半テーブル会計のような状態なので現金をお忘れなく。
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今回はランチ時に訪ねましたが、夜のディナーの時間帯もまた違う雰囲気とメニューが楽しめるとのこと。機会があったら覗いてみたいです。
とても楽しかったです。
ロンドンバスキッチンさん、ご馳走さまでした!
ブリティッシュベイクオフシーズン7 第5週目を見ました
こんにちは、びゅーんです。
最近、いちごジャムよりラズベリージャムの方が好みです。イギリスに少し染まってきているのだろうか…。
さてさて。ブリティッシュベイクオフシーズン7 第5週目が放送されましたがご覧になりましたでしょうか。第5週目のテーマはペイストリー!!ケーキともパンともビスケットとも違うカテゴリーで種類によって生地の作り方が全く異なるお菓子が登場します。今回もいつも通り、オリジナルチャレンジから振り返っていきましょう。
オリジナルチャレンジのお題は「デニッシュ🥐」。2種類のフィリング入りのデニッシュペイストリーを計24個作ります。日本でもパン屋さんに行けばクリームやフルーツの入った美味しそうなデニッシュが沢山ありますよね〜。ベイカー達はどんなフィリングを使うのか、デニッシュペイストリーを時間内に上手く焼けるか目が離せません。
セラシの作るデニッシュの具はフルーツがたっぷり。ルバーブとマンゴー入りのデニッシュとココナッツとパイナップル入りのデニッシュを作ろうとしています。なんでもココナッツとマンゴー、パイナップルはセラシの故郷であるガーナでよく食べられるのだとか。
ココナッツの食感が全てを台無しにしかねないと審査員のポールに心配されたココナッツとパイナップルのデニッシュは風味がとても良いと評価されました。しかし一方でルバーブとマンゴーのデニッシュは生地が少し生焼けで風味がピンと来ないと言われてしまいます。
殆どのベイカーが1種類の普通のデニッシュ生地を扱うのに対し、ジェーンはなんと2種類のデニッシュ生地を作ります。もう1種類のデニッシュ生地はシナモン風味!2種類のデニッシュを作るなら生地も変えた方がいいと考えたそうですが…
チョコレートの入ったデニッシュはペイストリーから溢れてしまいましたが、デニッシュ生地そのものはしっかり火が通っていてサクサクに出来上がっていました。どのデニッシュもフィリングの入り具合はちょうど良く美味しいという評価!美味しいデニッシュを作ることに成功しました。
テクニカルチャレンジのお題は「ベイクウェルタルト🏠 」です。ベイクウェルタルトきたーーーーーー!!!!!!
このタルトについて司会のメルとスーが「名前にある通り上手に焼いてください」と言っていましたが、イギリス菓子クラスタさんならこの台詞にジョークが交じってることに気付くでしょう。
ではどこがジョークなのかというのをお話しします。ベイクウェルタルトのベイクウェルの由来ですが、これはイギリス中部に位置するベイクウェルという村の名前にあります。要はベイクウェル村で作られるタルトだからベイクウェルタルトなのです。在り方を 日本の名物に例えるなら…明石焼きや長崎ちゃんぽんとかでしょうか。
ベイクウェルタルトのバリエーション、もっと詳しい逸話についてはこちらの記事を参照頂ければと思います。お菓子百科さん、今週もよろしくお願いします!
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ブリベイに登場するベイクウェルタルトはラズベリージャムとフランジパーヌとなんとトッピングにアイシング!!あ、甘そう…。タルト生地が上手に焼けているか、フランジパーヌに火が通っているか、アイシングの模様は綺麗に出来ているか、審査するポイントが多いです。
順調にベイクウェルタルト作りを進めてオーブンで焼きに入ったアンドリューですが…ここで大事件が!なんとオーブンのスイッチが入っていなかったのです!!!!
まさかの予熱忘れ!?これには他のベイカー達も「嘘でしょ!?」と驚きを隠せません。 結果、アンドリューのタルトはアイシングのトッピングが間に合わなかったことが響き6位になりました。アンドリュー…オーブンが入っていたら上位になってたかもしれないのに…。
マスターピースチャレンジのお題はフィロ生地のアミューズ🇹🇷。甘くないものと甘いものをそれぞれ24個ずつ作ります。アミューズと聞くととある大手芸能事務所を思い浮かべそうになりますが、ここでのアミューズはフランス料理の用語で「一口サイズのお楽しみ」という意味を持ちます。
ブリベイシーズン4またはシーズン5を視聴したことのある方ならフィロ生地がいかに作るのがめんどくさい生地かというのはご存知かと思います。シーズン7でベイカー達はどんなフィロ生地を使った作品を見せてくれるでしょうか。
ここでびゅーんが気に入ったマスターピースチャレンジの作品を紹介しましょう。前週から苦戦を強いられているラブですが、今回はオリジナルチャレンジでデニッシュを1個焼き忘れたりテクニカルチャレンジでは最下位になってしまったりと不運が続いています。
脱落の危機から逃れる為に完成させたラブのアミューズは、スパイシーなホワイトチョコとヘーゼルナッツのサモサと、中華風エビのタルトレットです。どのアミューズも形が整っていて美味しいと評価されましたが、特にエビのタルトレットについて審査員のメアリーから「食前にこんな素敵なアミューズが来たら感激するでしょう。」とコメントされました。やったなラブ!!
第5週目でスターベイカーを獲得したのはキャンディス!オリジナルチャレンジでは甘くないデニッシュが好評で、キャンディスの祖母が大好きだというベイクウェルタルトが登場したテクニカルチャレンジでは2位を獲得しました。キャンディスはこれで2度目のスターベイカー獲得です!
そんなキャンディスのマスターピースチャレンジの作品は…見た目と飾り付けだけで食欲が湧いてきそうです!丸いリンゴのようなフィロ包みの中にはソーセージとブラックプディングとリンゴ。クリームが乗った甘いペイストリーはバノフィー(バナナ+トフィー)風です。あ、美味しそう食べたい…。どのペイストリーもメアリーとポールに「圧巻」と言われ絶賛されました。
キャンディスが使ったフィロ生地を上手に形にする秘密兵器。それはなんとパスタマシーンでした。パスタマシーンを使うことで時間と体力を過剰に使うことなくフィロ生地を薄く伸ばすことが出来たのです。そういえば、ブリベイシーズン4のマスタークラスで審査員のポールがフィロ生地作りを披露した時にもパスタマシーンが登場しましたね…。
一方、第5週目で脱落してしまったのはバル。オリジナルチャレンジでは真ん中が柔らかいデニッシュを作ってしまい、テクニカルチャレンジでは7位と調子がよくありませんでした。
マスターピースチャレンジではフィロ作りに苦戦し、ひき肉とリンゴを使ったフィロ包みを24個全て焼き切ることが出来ませんでした。アミューズと呼ぶにはサイズが大きすぎるバルのペイストリーは一部が生焼けという結果に。フィリングは美味しいと言われていたのに…!
次週からいよいよシーズン7も折り返し地点。ここから脱落者を見送るのが辛くなっていきますね…。
今回のブリベイ記事についてはここまでです。ここから先はびゅーん自身が勝手にもやもやグチグチ考えていることをつらつら書くだけになります。何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
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ブリベイ第5週目が終わった際、ベイカーのバルはこんな言葉を残しました。
『お菓子は、いつだって誰かの為に焼く。だから一生懸命心を込めて作る。私はいつも生地に愛情をたっぷり込める。焼き上がったお菓子は特別なものなの。(一部略)』
この言葉を聞いた時、自分は何を思ってお菓子を作っているのだろうと考えてしまいました。バルは誰かに振る舞う為と言っていたが、自分は何の為に何故お菓子作りをするのか…自分がやりたいから、もっとお菓子作りが上手くなりたいから…では何故レッスンに通ってまで上手くなりたいと思ったのかと考え込んでしまったのです。
つい昨日自分が出した答えは「食べた人が美味しいと思えるようなお菓子を作りたい、誰かを驚かせたい喜ばせたい」という気持ち。少なからずその気持ちが今のお菓子作りのモチベーションを支えてるのだなと思えてきました。その気持ちはバルの言う「お菓子は誰かの為に焼く」という感覚にちょっとだけ近くなるのかなと思います。
ただ、バルは「自分の作るお菓子を常に楽しみにしてくれている人達がいる」ことをちゃんと知っているから、押し付けがましくない純然な真心を込めてお菓子を作ることが出来るように見えました。そこがびゅーんと明らかに違うところだなと思うしすごく羨ましいなと感じます。びゅーんの場合、食べてくれる人が常に楽しみにしてくれている程のお菓子を作ることが未だ出来ていません。それほど技量も伴ってないし食べてくれる人の気持ちを完璧に汲み取ることが出来ていないのが現実です。
相手に求められていないのにお菓子を作るというのはやはり負い目を感じます。それでも引き続きお菓子作りに挑戦し続けて上達していきたいです。いつか自分の作るお菓子を楽しみにしてもらえるように、喜んでもらえるように。そしてびゅーん自身がちゃんと生地に愛情を込めることが出来るように…。